SBI証券で米国株に投資!メリットや買い方、注意点は?
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SBI証券は米国株を始めとした外国株を数多く取り扱っている証券会社です。本記事では、外国株へ投資するメリットや国内株との違い、外国株の購入方法、取引の注意点などを解説していきます。

目次

  1. 米国株の魅力やメリットは?
  2. 米国株以外の外国株もおすすめ
  3. SBI証券の外国株(米国株)の始め方・買い方
  4. SBI証券で外国株を購入・運用するメリットは?
  5. SBI証券で外国株を購入する際の注意点
  6. SBI証券の外国株の取引ルールは?手数料など国別まとめ
  7. 外国株(米国株)のよくある質問
  8. 実は難しくない?充実のサービスで米国株投資をスタート!


米国株の魅力やメリットは?

米国株とは、アメリカの株式市場で取引されている銘柄のことを指します。そもそも米国株の投資にはどのような利点があるのでしょうか。

・世界的な大企業に投資ができる
・少ない資金(1株から)で購入ができる
・高配当、連続増配の銘柄が多くある
・配当の頻度が多い

これらのメリットについて、詳しく解説します。

世界的な大企業に投資ができる

世界最大の経済大国であるアメリカの株式市場は規模が大きく、誰もが知っている大企業がたくさんあります。例えば「GAFA」と呼ばれるGoogle(親会社:Alphabet)、Amazon、Facebook(現Meta)、Appleなどです。米国株では、このような世界的に有名な大企業に投資することができます。

少ない資金(1株から)でも始められる

米国株は、1株から購入できるのが魅力です。

国内株では多くの銘柄が原則100株単位での購入となっています。例えば1株が4,000円の株であっても最低100株の購入が必要であれば、少なくとも40万円の元手が必要です。一方で、米国株は1株から購入できるため、1株4,000円であれば最低投資金額が4,000円となります。

高配当、連続増配の銘柄が多くある

米国株には高配当や連続増配の銘柄が多くあります。

「高配当」とは、一般的に「配当利回りが高い」という意味です。配当利回りとは、購入した株価から1年間でどれだけの配当を受けることができるかという数値です。高いほど、購入価額に対して多くの配当金を得られます。計算式は以下です。

配当利回り(%)=1株あたりの年間配当金額÷1株購入価額×100

「連続増配」とは、配当金の額が毎年継続的に増えていることです。連続増配株は、安定的に業績を伸ばしていると同時に、積極的に株主へ利益還元している企業とみなされ、投資家から高く評価されます。

配当の頻度が多い

株式投資で配当金を受け取るタイミングは、国内株の場合は「期末配当」と「中間配当」があります。期末配当とは、決算の結果を反映し、株主総会の承認を得て分配される剰余金の配当です。中間配当は決算期以外に分配される配当です。

国内株では、3月末決算の企業は決算2〜3ヵ月後に期末配当を、中間配当がある場合は9月に行うことが多く、配当頻度は年に1〜2回です。一方で、多くの米国株は四半期配当となっていて、年に4回受け取ることができます。

配当回数が多いほど、株式を購入してからすぐに配当金を受け取れる可能性があります。

米国株以外の外国株もおすすめ

SBI証券で取り扱いのある外国株は、米国株の他にいくつかあります。例えば、ASEAN株や韓国株、中国株などがあります。

ASEANはシンガポールやタイなどの東南アジア諸国が加盟している組織のことで、ASEAN株は加盟国の上場株式を指しています。 SBI証券では、ASEAN加盟国のうち、インドネシア・シンガポール・タイ・マレーシア・ベトナムの株式を扱っています。

ASEAN諸国は近年急速な経済成長が続いており、総人口・生産年齢人口ともに増加しています。経済規模や消費市場はますます大きくなることが期待される上、先進国に比べて割安で配当利回りが良い銘柄も充実しているのも魅力です。

韓国株の市場規模は東アジアの中で日本・中国・香港に次ぐ時価総額を誇っています。サムスン電子やSK ハイニックスなどの有名な企業が多く、ITや電機、鉄鋼などの分野が特に強いという特徴があります。

中国株も注目されています。IT分野やAI(人工知能)分野で成長が著しく、今後も経済規模の拡大が期待されるでしょう。

SBI証券の外国株(米国株)の始め方・買い方

ここでは、SBI証券の外国株の始め方から買い方までを説明します。主な流れは以下の通りです。

【STEP1】「外国株式取引口座」を開設する
【STEP2】口座に入金する
【STEP3】外国株(米国株)を注文する

手続き方法や注意点を具体的に見ていきましょう。

【STEP1】「外国株式取引口座」を開設

外国株の取引をするには「外国株式取引口座」を開設しなければなりません。またその前に、SBI証券の総合口座も開設する必要があります。

SBI証券の総合口座をすでに保有している場合は、ログインし、「お取引・口座開設」で「外国株式」を選択し開設に進みます。確認事項に同意すると、すぐに開設することができます。

総合口座を持っていない場合は、新たに開設します。手続きはインターネットまたは書面(郵送)で可能です。全ての手続きをインターネット上で行う場合は、次のような流れになります。

(1) 申し込みフォームに個人情報を入力
(2) 「ネットで口座開設」を選択
(3) ユーザーネーム・ログインパスワードが発行
(4) 口座開設状況画面にログイン
(5) 必要書類を準備
(6) 自身の顔と書類をそれぞれ撮影して送信

上記の流れで、SBI証券の総合口座を開設しましょう。

・口座開設の必要書類は?

口座開設の手続きを全てインターネット上で完了するには、以下の書類のいずれかが必要です。

・マイナンバーカード(顔写真付き)
・マイナンバー通知カードと運転免許証

以下の書類の組み合わせがない場合や、スマートフォンで顔写真を撮影して提出することができない場合は、次のいずれかの書類が必要です。

・マイナンバーカードと本人確認書類1種
・マイナンバー通知カードと本人確認書類2種

本人確認書類として使用できるのは以下の通りです。

・運転免許証
・運転経歴証明書
・住民基本台帳カード(写真付き)
・日本国パスポート
・住民票の写し
・各種健康保険証
・印鑑証明書

また、「郵送で口座開設」を選択した場合は、口座開設の手続きに必要な書類がSBI証券から発送されます。必要事項を記入し、本人確認書類などとともに返送しましょう。審査後、口座開設完了通知が簡易書留郵便で送られてきます。ユーザーネーム、ログインパスワード、取引パスワードが記載されています。

【STEP2】口座への入金

外国株式取引では、注文前に資金を準備し入金しなければなりません。SBI証券では、決済方法により入金方法が異なります。日本円で取引をする「円貨決済」と、その国の通貨で取引をする「外貨決済」があります。

円貨決済の場合は、証券総合口座に入金することで外国株式取引の買付余力(当日買付できる金額の上限)にすぐに反映されます。ただしSBI証券では、ベトナム株・インドネシア株は円貨決済の対象外であることに注意が必要です。

外貨決済では、以下の2つの方法から資金を準備することができます。

・為替取引を行う
・住信SBIネット銀行の外貨預金から入金する

上記の為替取引は手順が複雑なため解説します。

SBI証券にログイン後、「取引」→「為替取引」を選ぶと取引選択の画面になります。米ドルなど通貨を選び、表示される参考レート確認して、買い付けたい金額を入力し注文します。

・「円貨決済」と「外貨決済」の違い

円貨決済では、国内株を取引するときと同様に日本円で決済ができます。証券会社の指定する為替レートで自動的にドルに変換されるため、手間や時間がかかりません。

一方で、決済時の為替レートには「スプレッド」と呼ばれる証券会社の手数料が上乗せされます。SBI証券で米国株を発注した場合のスプレッドは25銭です。また、発注後に為替レートが確定するまで受渡金額が確定しません。

外貨決済では、米国株を購入する場合はあらかじめドルを用意し、口座に入金しておかなければなりません。その分、手間が掛かるというデメリットがあります。けれどもすでにドルが用意されているため、スプレッドが発生しません。

決済の種類決済通貨事前の両替スプレッド
円貨決済日本円不要あり
外貨決済その国の通貨必要なし

【STEP3】外国株(米国株)を注文

入金ができたら、いよいよ外国株を注文します。SBI証券にログイン後、「外国株式−取引」をクリックすると外貨建て商品取引サイトに移ります。

まずは「取引」をクリックし、次に米国・中国・韓国などの国名が並んでいる中から注文したい国を選択します。外国株は国や取引所によって手数料や取引単位などの条件が異なっているので注意しましょう。

「注文入力」の画面で、取引種類(買付・売却)、ティッカー(銘柄コード)、株数、期間、預かり区分、決済方法を入力します。最後に取引パスワードを入力し、注文確認画面に進みます。内容が間違っていないか確認し、「注文発注」を押すと完了です。

SBI証券で外国株を購入・運用するメリットは?

外国株を購入できる主なネット証券は、SBI証券・楽天証券・マネックス証券です。その中でもSBI証券での外国株式取引には、以下のメリットがあります。

・取り扱っている国数・銘柄数が業界トップクラス
・手数料を抑えやすい
・スマホアプリで簡単に取引ができる
・保有株を使って金利を受け取ることができる

それぞれについて詳しく見ていきます。

取り扱っている国数・銘柄数が業界トップクラス

現在、SBI証券で購入できる外国株は以下の9ヵ国の株式です。これは、主要ネット証券の中で最も多い取扱国数となっています。

・米国
・中国
・韓国
・ロシア
・ベトナム(円貨決済対象外)
・インドネシア(円貨決済対象外)
・シンガポール
・タイ
・マレーシア

銘柄数も業界最多水準で、2022年6月時点の米国株の取り扱いは6,000銘柄以上あります。さらに、「リクエストフォーム」からは銘柄追加の要望も受け付けています。多様な国の銘柄が選べるので、投資の幅を広げることができるでしょう。

手数料を抑えやすい

SBI証券では、外国株の取引にかかる各種手数料を抑え「業界屈指の格安コスト」を掲げています。具体的には、米国株の最低手数料は0米ドル、最大で22米ドルです。

米国株の取引手数料は約定代金の0.45%で、約定代金が2.02米ドル以下の取引では最低手数料0米ドルが適用されます。その他に、一部の米国ETF(上場投資信託)とNISA・ジュニアNISA口座の米国ETFの買付手数料も無料です。これらはいずれもインターネットコースのみが対象となっています。

ススマホアプリで簡単に取引ができる

スマホアプリでは銘柄の検索、注文、口座の管理を行うことができます。

検索機能では、銘柄名やティッカーで調べるのはもちろんのこと、関連ワードなどから銘柄を探すことができる「キーワード検索」や、好みの条件から絞り込んで表示する「SBIおすすめスクリーナー」もあります。

保有株を使って金利を受け取ることができる

SBI証券では、「カストック【Kastock】」という米国貸株サービスがあります。貸株サービスとは、保有している株をSBI証券に貸し出すことで、貸し出した株式に応じた金利を受け取れるものです。SBI証券は、借り受けた株式を「貸株市場」に貸し出すことで金利を得ています。

このサービスのメリットは、貸株中でも配当が受けられる点です。つまり、貸株金利と配当金の両方を受け取ることができるのです。また、貸株中であっても売却は可能です。対象銘柄は2,000以上あり、サービスに申し込めば自動で貸し出しが行われます。

SBI証券で外国株を購入する際の注意点

SBI証券で外国株(米国株)を購入する際には、注意しておきたいこともあります。スムーズな取引のために、以下の点をあらかじめ確認しておきましょう。

時間外取引には対応していない

米国株式市場には、プレマーケット・アフターマーケットと呼ばれる時間外取引があります。以下がそれぞれの時間帯です。

プレマーケットは、米国株式市場が開く前の時間外取引のことで、米国時間で8:00〜9:30、日本時間で22:00〜23:30になっている。

アフターマーケットは、米国株式市場が閉まった後の時間外取引のことで、米国時間で16:00〜20:00(金曜のみ16:00〜17:00)、日本時間で翌6:00〜翌10:00(金曜のみ翌6:00〜翌7:00)になっている。

多くの米国企業は、通常の米国株式市場が開いていない時間帯に決算発表をします。そのため、時間外取引では決算発表に反応して価格が動きやすく、大きな利益を上げられることもあります。

しかしSBI証券ではこの時間外取引に対応していないため、注意が必要です。

株価やチャートが「15分遅れ」で表示される

相場の急変に対応するには、株価やチャートをリアルタイムで知ることがベストです。しかしSBI証券では通常、外国株の株価やチャートが15分遅れ(米国株の場合)で表示されます。リアルタイムでの表示は基本的には有料となっています。

「NYSE/NYSE Arca/NASDAQリアルタイム株価・チャート」のサービスは1ヵ月あたり税込330円となっています。ただし、「インターネット経由の注文で米国株式(米国ETF含む)の売買の約定が1回以上あること」という条件を満たすと、リアルタイム表示を31日間無料で利用できます。これを繰り返すとリアルタイム表示が実質的に無料になります。

買付資金に余裕がないと売却停止となる

SBI証券の外国株取引では、成行注文(売買を行うときに値段を指定せずする注文)をした時点の価格に対してレートが上乗せされ、買付余力が決まる仕組みです。約定金額がこの買付余力を超えたときに米ドルの現金残高がないと、外貨不足金が発生します。そして、外貨不足金が発生した銘柄が売却停止になってしまいます。

売却停止になると、その後不足金を解消しても自動的に解除されず、SBI証券に問い合わせて解除する必要があります。

SBI証券の外国株の取引ルールは?手数料など国別まとめ

SBI証券で外国株を取引する際のルールを、対象国ごとにまとめました。

米国株

取扱銘柄NYSE・NYSE Arca・NYSE American・NASDAQ上場の選定銘柄
注文受付時間米国営業日の以下を除く時間帯
・日本時間19:00〜19:30(予定)
・日本時間での取引終了後から9:00頃まで(状況によって前後)
注文受付時間中に受注した成行注文は、取引時間に順次発注
取引手数料約定代金の0.45%(税込0.495%)
取引単位1株以上1株単位

中国株

取扱銘柄香港証券取引所メインボード、GEM上場の選定銘柄
注文受付時間一部時間帯を除いて常時
取引手数料約定代金の0.26%(税込0.286%)
取引単位銘柄によって異なる

韓国株

取扱銘柄韓国取引所上場のKOSPI・KOSDAQ市場の選定銘柄
注文受付時間韓国営業日の以下を除く時間帯
・日本時間15:30~19:30(予定)
取引手数料約定代金の0.9%(税込0.99%)
取引単位1株以上1株単位

ロシア株

取扱銘柄MICEX上場の選定銘柄
注文受付時間(インターネット取引の場合)月曜:0:00~14:00、火~金曜:3:45~14:00
土・日曜日:一部の時間を除き、翌営業日に発注する予約注文
取引手数料(インターネット取引の場合)約定代金の1.2%(税込1.32%)
取引単位銘柄によって異なる

ベトナム株

取扱銘柄ホーチミン証券取引所・ハノイ証券取引所上場の選定銘柄
注文受付時間(インターネット取引の場合)月~金曜:00:00~10:00(当日注文)、19:30~24:00(翌立会日注文)
土・日曜:一部の時間を除き、翌立会日に発注する予約注文
取引手数料(インターネット取引の場合)約定代金の2%(税込2.2%)
取引単位100株以上100株単位

インドネシア株

取扱銘柄インドネシア証券取引所上場の選定銘柄
注文受付時間インドネシア営業日の以下を除く時間帯
・日本時間17:50~20:30
取引手数料約定代金の1%(税込1.1%)
取引単位100株以上100株単位

シンガポール株

取扱銘柄シンガポール証券取引所上場の選定銘柄
注文受付時間シンガポール営業日の以下を除く時間帯
・日本時間18:00~20:30
取引手数料約定代金の1%(税込1.1%)
取引単位100株以上100株単位

タイ株

取扱銘柄タイ証券取引所上場の選定銘柄
注文受付時間タイ営業日の以下を除く時間帯
・日本時間18:30~20:30
取引手数料約定代金の1%(税込1.1%)
取引単位100株以上100株単位

マレーシア株

取扱銘柄マレーシア証券取引所上場の選定銘柄
注文受付時間マレーシア営業日の以下を除く時間帯
・日本時間17:45~20:30
取引手数料約定代金の1%(税込1.1%)
取引単位100株以上100株単位
上記の表は、2022年5月時点の情報です。

外国株(米国株)のよくある質問

ここからは、外国株の取引で気になる点を説明していきます。特に投資初心者が分かりにくい点をまとめているので、参考にしてください。

Q1. 円貨決済と外貨決済、どちらが得?スプレッドはいくら?

外貨両替の手数料を少しでも抑えるためには、外貨決済が良いでしょう。ただし、両替の時間や手間を省くことができるのは円貨決済です。

また、SBI証券で円貨決済を選んだ場合、取引ごとにかかる為替スプレッド(※)は以下の通りとなっているので参考にしてください。

通貨スプレッド
米ドル0.25円
香港ドル0.15円
韓国ウォン0.20円
ロシアルーブル0.07円
ベトナムドン2.00円
インドネシアルピア0.03円
シンガポールドル0.83円
タイバーツ0.08円
マレーシアリンギット0.43円
(※)実際の買値と売値の差のこと。

Q2. 外国株はどんな人におすすめ?

外国株の中でも特に米国株は、初心者にもおすすめです。その理由は以下の通りです。

・少額から投資できる
・配当利回りが高い銘柄が多い

米国株の場合は1株単位から売買できるため、元手が少なくても投資を始めることができます。いきなり数百万円単位の投資は不安だと感じる初心者にとって魅力的です。

また、配当利回りが高く、配当金を受け取れる頻度も高い銘柄が多いため、売買をせず保有しているだけで利益が出ることにも期待できます。

Q3. 外国株の税金はどんな仕組み?

外国株を売却したり、配当を得たりして利益が出た場合、税金が掛かります。税制度に関しては国内株と同じ点と異なる点があります。

外国株の売却益に対して、国内株と同様に約20%が課税されます。日本のネット証券を使っている場合、外国側においては課税されません。

一方で、配当金は原則として、外国で源泉税が徴収され、差し引き後の金額に対して国内で再び課税される仕組みです。国内株と異なり配当控除の適用はありませんが、外国で源泉徴収された分については一定の範囲で所得税・住民税から控除できる「外国税額控除制度」があります。

Q4. 国内株と外国株、どちらを選ぶべき?

国内株と比較して、外国株にはメリットがあると同時にデメリットもあります。外国株のメリットは、選択肢が広く国内株以上に配当利回りが良い銘柄があること、米国株や新興国のように経済成長の恩恵を受けられる可能性が高いことなどが挙げられます。

一方で、外国株では為替変動リスクは避けられません。株価自体が安定していても、その国の通貨が下落して損失となることも考えられます。メリット・デメリットを比較した上で選ぶことが重要です。

Q5. 外国株は何時から買える?

証券取引所がオープンする時間は国ごとに異なります。米国であれば、取引時間は日本時間で以下の通りです。米国の取引市場には昼休みがないことも特徴です。

・標準時間 :23:30~6:00
・サマータイム :22:30~5:00

一方で、取引時間外であっても注文を入れておくこと自体はできます。外国株式取引の場合は、時間外取引が可能かどうかに加え、国ごとの時差とご自身の生活スタイルとの相性も考慮しておくとよいかもしれません。

実は難しくない?充実のサービスで米国株投資をスタート!

SBI証券で、米国株などの外国株への投資を始める具体的な方法や、メリット・デメリット、注意点について述べてきました。充実したサービスやツールを使って、初心者でも簡単にスタートすることができます。この機会に挑戦してみてはいかがでしょうか。