これから犬猫を飼いたい人は必見!ペットを飼うと年間いくらかかる?
(画像=TatyanaGladskih/stock.adobe.com)

ペットはそばにいるだけで心を癒してくれる存在ですが、実際に飼うとなるとどのぐらいの費用がかかるのか気になりますよね。ペットの購入費やペットフード代、病気やけがをした際の治療費などもかかるため、費用が気になって踏み出せない人も多くいるでしょう。

本記事では、犬や猫を飼うときの支出や、費用を抑える方法をまとめました。万全の準備を整えるためにも、ぜひ参考にしながら今後の計画を立ててみてください。

目次

  1. ペットの購入費は結構かかる
  2. 世話をする費用も当然かかる
  3. ペットを飼う費用を抑える方法
  4. ペットを十分に世話できる環境を整えておこう


ペットの購入費は結構かかる

一般的なペットショップでは、遺伝子検査代やケア代、ワクチン代なども含めてペットが販売されています。生命保障がつけられているケースもあるので、ペットの購入費だけで想像以上のお金がかかることは珍しくありません。

<一般的なペットの相場(生体価格のみ)>
・小型犬:10~30万円
・中型犬:20~40万円
・大型犬:25~50万円
・猫:15~50万円

獣医師による診察代やワクチン代などを含めると、さらに5~7万円程度の費用がかかります。上記はあくまで目安ですが、一般的な家庭では気軽に購入できる金額ではないため、あらかじめ計画を立てておく必要があるでしょう。

世話をする費用も当然かかる

ペットを購入した後には、世話をする費用が常にかかります。ここからはアニコム損害保険株式会社の「ペットにかける年間支出調査 2019」を参考に、犬・猫の支出TOP3を見ていきましょう。

犬の支出TOP3

2019年の支出(金額)
【1位】フード・おやつ(5万2,497円)
【2位】ペット保険料(5万155円)
【3位】病気やケガの治療費(4万4,869円)
(参考:アニコム損害保険株式会社「ペットにかける年間支出調査 2019」)

上記の中でも「病気やけがの治療費」は、意外と忘れがちな支出です。例えば、犬の病気で多いとされる消化器疾患では、10~20万円程度の手術費用と薬代などがかかります。ペットの健康状態が良好であっても、狂犬病や伝染病の予防注射が必要になるため、ある程度の治療費は確保しておくべきでしょう。

猫の支出TOP3

2019年の支出(金額)
【1位】フード・おやつ(4万9,713円)
【2位】ペット保険料(3万155円)
【3位】病気やケガの治療費(2万3,919円)
(参考:アニコム損害保険株式会社「ペットにかける年間支出調査 2019」)

猫を飼う場合も、病気やケガの治療費はかかってきます。例えば、膀胱結石になると15万円程度の手術費や、通院1回あたり1,000~6,000円程度の治療費がかかります。この他にも1回5,000円程度の猫3種混合ワクチンや、状況によっては去勢手術が必要になることもあります。

小動物の場合の支出(犬猫以外)

アニコム損害保険の調査では、うさぎや鳥などの小動物にかかる支出も公開されています。

<小動物の飼育にかかる支出>
・うさぎ:8万8,410円
・鳥:4万1,514円
・フェレット:6万9,690円
・ハムスター:2万4,296円
・ハリネズミ:4万9,928円

(参考:アニコム損害保険株式会社「ペットにかける年間支出調査 2019」)

犬・猫に比べると支出が少なめですが、小動物を飼う際にもペットフード代や医療費がかかる点は変わりません。また、体温調節が苦手な動物を飼う場合は、光熱費が高額になりやすいことも知っておきましょう。

ペットを飼う費用を抑える方法

ペットを飼う費用が不安な人は、手間をかけることで支出を抑える努力をしましょう。例えば、動物に合ったペットフードを手作りしたり、保温できるグッズを部屋に使ったりするなどの工夫で、ペットフード代や光熱費を抑えられます。

また、病気やケガの治療費については、ペット保険に加入することで節約できる可能性があります。今ではさまざまなタイプの保険があるので、これを機に情報収集をしてみてください。

ペットを十分に世話できる環境を整えておこう

犬や猫などのペットを飼うと、年間で15~30万円ほどの支出が生じます。また、ペットも人と同じ生きものなので、いつ病気やケガのリスクがあるのか分かりません。どのような状況になっても十分な世話ができるように、ペット保険への加入も含めてきちんと計画を立てておきましょう。

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