SBI証券は、充実した商品ラインナップや各種サポートが魅力的なネット証券です。業界最安水準の手数料のため、初心者から上級者まで幅広いユーザーが利用しています。今回はそんなSBI証券の見落としがちなデメリットや、賢く使いこなすポイントをまとめました。他社との比較も紹介しているので、証券会社選びで迷っている方はぜひ参考にしてください。
目次
SBI証券はどんなネット証券なのか
SBI証券は、国内株式の個人取引シェアでトップクラスを誇る大手ネット証券です。国内株以外の商品も充実しており2022年3月時点でSBIグループ(※)合計で845万3,000口座に至っています。
(※)SBI証券だけでなくSBIネオモバイル証券、SBIネオトレード証券、FOLIOの口座を含む。
SBI証券のサービス概要 | |
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口座開設数 (SBIグループ合計) | 845万3,000口座(2022年3月末時点) |
主な商品ラインナップ | ・国内株 ・外国株 ・投資信託 ・債券 ・FX ・先物オプション ・CFD ・金、銀、プラチナ ・NISA ・iDeCo |
手数料(国内株現物取引) | 【従量制(スタンダードプラン)】 10万円:55円 50万円:99円 100万円:115円 【定額制(アクティブプラン)】 10万円:0円 50万円:0円 100万円:0円 ※すべて税込み |
外国株取扱国数 | 9ヵ国 |
投資信託本数 | 2,658銘柄(2022年7月7日時点) |
NISA | 一般NISA、つみたてNISA、ジュニアNISA |
つみたてNISA対象商品 | 183銘柄(2022年7月7日時点) |
iDeCo | ○ |
iDeCo対象商品 (2022年7月7日時点) | 投資信託(元本変動型):84本 保険等(元本確保型):4本 |
ポイントサービス | Pontaポイント、Tポイント、dポイント、Vポイント |
SBI証券は、上記の他に各種サポートや独自の投資情報も豊富です。特にサポート体制は、外部機関からも評価されているため、初めて投資をする方でも安心して利用できるでしょう。
SBI証券のデメリット5選
一見すると穴がないように見えるSBI証券ですが、どのような証券会社にもデメリットはあります。ここからは、SBI証券の見落としがちなデメリットを5つ紹介します。
①ネット環境での利用が前提
SBI証券に限った話ではありませんが、ネット証券のサービスはインターネット環境が利用できることが大前提です。一部のサポートを除いてほとんどのサービスは、オンライン上で利用する必要なため、自宅にネット環境がない方は不便さを感じるかもしれません。ただしSBI証券は、以下のようにネット証券ならではのサービスも充実させています。
○SBI証券の主なネットサービス
・株式の夜間取引(PTS取引)
・9ヵ国を超える外国株の取引
・ロボアドバイザー
・投信積立
・各種ポイントサービス
・便利な取引ツールや分析アプリの無料提供
また近年では、さまざまな場所で無料Wi-Fiが提供されているため、スマートフォンやタブレットなどの機器があれば外出先でも上記のようなサービスを利用できるでしょう。
②メンテナンスの頻度が高い
インターネット上の口コミを見るとSBI証券は「メンテナンスが多い」「週末の夜は大体ログインできない」といった評価が見られます。実際にどれくらいメンテナンスが行われているのか、以下ではメインサイトの例を紹介します。
メインサイトの定期メンテナンス(※一部) | |
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対象取引 | 時間帯 |
口座開設 | 火曜日~土曜日の1~4時 |
国内株 | 日曜日の19~20時 |
投資信託 | 毎日23時50分~翌1時30分 |
上記に加えて臨時メンテナンスも不定期で実施されるため、タイミング次第ではサービスを利用したい場面でログインできないこともあるでしょう。ただし、定期的なメンテナンスがあるからこそSBI証券のサービスは安心して利用できるとも言い換えられます。
③米国株と国内株のアプリが別
SBI証券の取引アプリは、米国株向けの「SBI証券 米国株 アプリ」と国内株向けの「SBI証券 株 アプリ」が別で提供されています。つまりスマートフォンから米国株や国内株を取引する場合は、使用するアプリを切り替えなければなりません。スピーディーな取引を求めている方にとって、このデメリットは致命的なリスクになる恐れがあります。
大きな投資チャンスを逃してしまうことも考えられるので、人によっては投資効率を高める工夫が必要になるでしょう。
④つみたてNISAのクレカ決済でボーナス月設定ができない
SBI証券のつみたてNISAでは、非課税投資枠を使い切るためのサービスとして以下の2つが提供されています。
○つみたてNISA関連のサービス
・ボーナス月設定:特定月の積立金額を増やせるサービス
・NISA枠ぎりぎり注文:自動的に買付金額を調整し非課税投資枠を使い切るサービス
上記はクレカ決済を選ぶといずれのサービスも利用できません。積立金額の変更は可能ですが、非課税投資枠をぎりぎりまで使い切りたい場合は、手動で変更手続きを行う必要があります。
⑤手間や時間がかかる手続きもある(NISAやiDeCo)
SBI証券の証券総合口座は、最短翌営業日に開設されますが、手間や時間がかかる手続きもあります。特に注意したいのは、NISAやiDeCoの申し込みを行うケースです。
申し込むサービス | 申し込み方法 | 口座開設までの時間 |
---|---|---|
NISA | オンライン | 最短2営業日 |
郵送 | 最短7営業日 | |
iDeCo | 毎月1~5日までに申し込み | 翌月26日(初回掛金の引き落とし) |
毎月6日以降月末までに申し込み | 翌々月26日(初回掛金の引き落とし) | |
企業型DCからの移換 | 約1ヵ月半~3ヵ月(移換までの期間) |
iDeCoは、いずれの申し込み方法でも利用開始まで1ヵ月以上かかります。ただしこれはSBI証券に限った話ではなくiDeCoは利用開始までに1~2ヵ月ほどかかるのが一般的です。
SBI証券のメリット5選
SBI証券のサービスの主なメリットは以下の5つです。
○SBI証券のメリット
①取引手数料が安い
②IPO実績が豊富
③外国株やiDeCoが充実している
④クレカ積立が便利でお得
⑤ポイントプログラムが充実
サービスを賢く使いこなすためにも1つずつチェックしていきましょう。
①取引手数料が安い
SBI証券は、さまざまな金融商品において業界最安水準の手数料を実現しています。以下では、国内株の取引手数料をまとめました。
従量制プラン(スタンダードプラン)の手数料 | |||
---|---|---|---|
現物取引 | 信用取引 | ||
1注文の約定代金 | 手数料(税込み) | 1注文の約定代金 | 手数料(税込み) |
5万円まで | 55円 | 10万円まで | 99円 |
10万円まで | 99円 | 20万円まで | 148円 |
20万円まで | 115円 | 50万円まで | 198円 |
50万円まで | 275円 | 50万円超 | 385円 |
100万円まで | 535円 | ||
150万円まで | 640円 | ||
3,000万円まで | 1,013円 | ||
3,000万円超 | 1,070円 |
定額制プラン(アクティブプラン)の手数料 | |||
---|---|---|---|
現物取引 | 信用取引 | ||
1日の約定代金 | 手数料(税込み) | 1日の約定代金 | 手数料(税込み) |
100万円まで | 0円 | 100万円まで | 0円 |
200万円まで | 1,238円 | 200万円まで | 880円 |
300万円まで | 1,691円 | 200万円超 | 100万円ごとに440円増加 |
300万円超 | 100万円ごとに295円増加 |
アクティブプランは、1日の約定代金が100万円を超えない限り手数料が0円となるため、少額取引を中心に行う方や初心者にぴったりでしょう。
②IPO実績が豊富
IPOとは、Initial Public Offeringの略で和訳すると新規株式公開のことです。新規株式公開とは、未上場企業が証券取引所へ上場することを指します。IPOを行う銘柄は、上場直後に株価が伸びるケースがあるため、抽選が行われるほど人気の商品として有名です。近年では、多くのネット証券がIPO銘柄を取り扱っていますが、その中でもSBI証券は圧倒的な実績を誇っています。
証券会社名 | 2021年のIPO実績 |
---|---|
SBI証券 | 122 社 |
楽天証券 | 74社 |
マネックス証券 | 65社 |
松井証券 | 56社 |
auカブコム証券 | 42社 |
SBI証券は、IPO抽選に外れたユーザーに対して「IPOチャレンジポイント」と呼ばれる独自のポイントを付与しています。次回以降の抽選でこのポイントを使うとポイント数に応じて当選確率がアップするため、利用期間が長いユーザーほどIPO銘柄を狙いやすくなるでしょう。
③外国株やiDeCoが充実している
以下の比較表を見ると分かるようにSBI証券は、外国株やiDeCoの充実度も業界トップクラスです。
証券会社名 | SBI証券 | 楽天証券 | マネックス証券 |
---|---|---|---|
外国株取扱国数 | 9ヵ国 | 6ヵ国 | 2ヵ国 |
米国株銘柄数 | 6,000銘柄超 (2022年5月26日時点) | 4,652銘柄 (2022年7月7日時点) | 4,598銘柄 (2022年7月7日時点) |
iDeCo対象商品 | 投資信託:84本 元本確保型:4本 | 投資信託:31本 元本確保型:1 本 | 投資信託:26本 元本確保型:1本 |
外国株については、人気の米国株や中国株のほか、ロシア株、ベトナム株、インドネシア株などを取り扱っています。その中でも米国株は、ラインナップが充実しており、2022年7月時点でも積極的に取扱銘柄を増やしている傾向です。iDeCoでは、特に投資信託の種類がたくさんあり株式型や債券型だけでなくバランス型、コモディティ型なども充実しています。
投資対象の地域や資産を分散させやすいため、リスクを抑えて運用したい方にぴったりな証券会社でしょう。そのほかの金融商品やサービスについてもSBI証券は全体的にラインナップが豊富です。
④クレカ積立が便利でお得
SBI証券では、三井住友カードなどで投資信託を積み立てられる「クレカ積立」を提供しています。クレカ積立は、毎月100円から利用でき購入金額に応じたVポイントも付与されるため、使い勝手が良いお得なサービスとして人気です。
SBI証券のクレカ積立の概要 | |
---|---|
使用できるクレジットカード | 三井住友カード |
たまるポイント | Vポイント |
ポイント還元率 | 0.5~2.0%(カードのグレードで異なる) |
積立設定可能額 | 毎月100~5万円 |
つみたてNISA | ○ |
投資信託の購入代金は、三井住友カードで設定している支払い口座から引き落とされます。積立設定を一度行っておけば、あとは自動的に買付処理が行われるため、入金忘れや注文ミスを防ぎながら安心して投信積立を継続することが可能です。
⑤ポイントプログラムが充実
SBI証券でためられるポイントは、クレカ積立のVポイントだけではありません。PontaポイントやTポイント、dポイントをためることもでき、多くの取引・サービスが付与対象に含まれています。
○SBI証券のポイント対象
・国内株の購入
・国内株の入庫
・投資信託の購入
・投資信託の保有
・SBIラップのおまかせ運用
・金や銀、プラチナの購入
・新規口座開設
・ユーザーの紹介
さらにSBI証券では、ためたポイントを使って投資信託を購入できるサービスを提供しています。ポイント投資は、金額指定買付のみですが、一般NISA口座も対象なのでぜひ活用しましょう。
SBI証券を使いこなす5つのポイント
SBI証券には、いくつかデメリットがあるものの、以下のポイントを押さえておけば便利に使いこなせます。
○SBI証券を使いこなすポイント
①問い合わせ窓口を確認しておく
②メンテナンスのスケジュールを把握しておく
③パソコン中心でトレードを行う
④NISAでは中長期のプランを立てておく
⑤利用するサービスは早めに申し込む
ここからは、各ポイントについて初心者にも分かりやすく解説します。
①問い合わせ窓口を確認しておく
ネットサービスに不慣れな方は、SBI証券の口座開設や取引で迷ってしまうことがあるかもしれません。もし手続きや操作で行き詰まった場合は、以下の電話サポートを活用しましょう。
○口座開設サポートデスク
電話番号(固定):0120-104-250
電話番号(携帯):0570-082-241 または 03-4330-4336
営業時間:平日(年末年始を除く)8:00~17:00、 土・日曜日(祝日、年末年始を除く) 9:00~17:00
○カスタマーサービスセンター
電話番号(固定):0120-104-214
電話番号(携帯):0570-550-104 または 03-5562-7530
営業時間:平日の8~17時(土日祝日、年末年始は除く)
SBI証券では、上記の他に24時間対応のチャットサポートも利用可能です。これらのサポートを積極的に活用すればネット証券が初めての方でも安心して投資を始められます。
②メンテナンスのスケジュールを把握しておく
頻繁に利用するサービスのメンテナンスが行われる日時は把握しておく必要があります。メンテナンスはほとんどのネット証券で実施されるため、ネット取引をする以上は避けることができません。
なお、SBI証券では定期的なメンテナンスだけではなく、不定期の臨時メンテナンスもあります。SBI証券のメンテナンス情報は公式サイトに載っているので、利用前に確認しておきましょう。
③パソコン中心でトレードを行う
SBI証券では、各種取引に応じたパソコン用サイトが用意しています。各サイトには、公式ホームページから簡単にアクセスできるため、スマホアプリを切り替える場合に比べると、トレードの手間を省ける可能性があります。
○SBI証券のパソコン用サイト
・外国株式取引サイト
・FX取引サイト
・先物オプション取引サイト
・CFD取引サイト
・金、プラチナ取引サイト
ウインドウの大きさを調整することで複数の画面を同時表示できる点もパソコン用サイトのメリットでしょう。HYPER SBIをはじめ取引や分析に役立つツールも用意されているため、スムーズな取引にこだわっている方はパソコン中心のトレードを検討してみてください。
④NISAでは中長期のプランを立てておく
SBI証券でつみたてNISAを利用する場合は、先に中長期のプランを立てることが大切です。例えば数年後まで毎月の積立金額を決めておけば「ボーナス月設定」や「NISA枠ぎりぎり注文」を利用しなくても非課税投資枠の大部分を使い切ることができます。
基本的にこまめな売買ではなく投資信託を積み立てて複利効果を狙う制度となるため、どのネット証券を利用する場合でも中長期のプランが求められます。
⑤利用するサービスは早めに申し込む
事前の申し込みが必要になるサービスは、早めに申し込むことを意識しましょう。利用開始までに時間がかかるサービスでも余裕を持って申し込めば当初のプラン通りに運用できます。また手続きの不備をなくすためにあらかじめ全体の流れや必要書類を確認しておくことも大切です。NISAやiDeCoの申し込む際は、申請書類の他に本人確認書類が必要になるため、事前に把握しておきましょう。
○本人確認書類として認められるもの(一例)
・マイナンバーカード
・運転免許証
・各種健康保険証
・住民票の写し
・印鑑証明書 など
各サービスを早く利用したい方には、郵送の手間が生じない「Web申し込み」がおすすめです。
他社にはどんなデメリットがあるのか
サービス面にデメリットを抱えているのは、SBI証券に限った話ではありません。サービス内容は証券会社によってさまざまなので、ネット証券ごとに異なるデメリットがあります。
証券会社名 | 主なデメリット |
---|---|
SBI証券 | ・メンテナンスの頻度が高い ・米国株と国内株のアプリが別 ・つみたてNISAのクレカ決済でボーナス月設定ができない ・手間がかかる手続きもある(NISAやiDeCo) |
楽天証券 | ・ミニ株(単元未満株)を取引所で売却できない ・ポイントプログラムがやや複雑 ・IPO実績がそれほど多くない ・国内株の定額制プランがやや割高 ・期間限定ポイントはポイント投資 の対象外 |
マネックス証券 | ・外国株が米国株と中国株のみ ・中国株取引のスプレッドがやや割高 ・IPO実績がそれほど多くない ・定額制プランでも取引手数料が無料にならない ・マネックスポイントの使い道が少な い |
松井証券 | ・米国株の銘柄数が他社に比べて少ない ・取引金額が増えるほど手数料が割高になる ・IPO実績が少ない ・取引ツールがそれぞれに独立している ・松井証券ポイントの使い道が少ない |
auカブコム証券 | ・外国株が米国株のみ ・約定金額が50万円を超えると手数料が割高(国内株) ・IPO実績が少ない ・リアルタイム入金の対応口座が限定される ・ツールの種類が多い影響で混乱しやすい |
上記のネット証券にもデメリットはあるため、各社のサービスは細かく比較するようにしましょう。
SBI証券はどんな人におすすめなのか
ここまでの内容を踏まえて、最後にSBI証券がおすすめな人をまとめました。
○SBI証券がおすすめの人
・豊富な商品ラインナップを求めている人
・少しでも取引コストを抑えたい人
・IPO銘柄を購入したい人
・お得にポイントをためる&投資したい人
・25歳以下の人
上記に該当するとどのようなメリットを得られるのか、詳しく見ていきましょう。
豊富な商品ラインナップを求めている人
SBI証券は、主要ネット証券の中でも商品ラインナップが充実しています。また各商品の銘柄数も多いため、さまざまな投資をしたい方におすすめです。
商品・サービスの種類 | 銘柄数 |
---|---|
米国株 | 6,000銘柄超 |
海外ETF | 376銘柄 |
投資信託 | 2,658 本 |
つみたてNISA | 183本 |
iDeCo | 88本(うち投資信託84本 ) |
FX | 28通貨ペア(通常取引) |
米国株や投資信託、NISA、iDeCoの銘柄数は、業界トップクラスです。ロボアドやセミナーをはじめ初心者向けのサポートも充実しているので、一度登録すれば長く利用できるネット証券でしょう。
少しでも取引コストを抑えたい人
さまざまなサービスで業界最安水準の手数料を誇るSBI証券は、取引コストを抑えたい人にもおすすめです。国内株では2つの手数料プランが用意されています。
○SBI証券の手数料プラン(国内株)
・スタンダードプラン:1注文あたりの約定代金に応じて手数料が決まるプラン
・アクティブプラン:1日あたりの約定代金に応じて手数料が決まるプラン
アクティブプランにおける1日あたりの約定代金は「現物取引・一般信用取引・制度信用取引」がそれぞれ別口で計算されます。つまり、現物取引と信用取引の分を合計すると、1日あたり300万円までは手数料無料での取引が可能です。米国株やiDeCoの手数料も業界最安水準なので、とにかくコストを抑えたい方はSBI証券から検討してみましょう。
IPO銘柄を購入したい人
SBI証券は、IPO実績が豊富です。2021年のIPO全125社のうち97.6%にあたる122社の案件を取り扱いました。主幹事(※)を務めた経験も多いため、SBI証券はIPO銘柄を狙っているユーザーから人気です。
(※)他の証券会社に比べて多くのIPO銘柄が割り当てられる証券会社。
SBI証券が取り扱うIPOのうち30%については、IPOチャレンジポイント数の多いユーザーから割り当てられます。つまり多くの案件に応募してポイントをためれば投資経験がない方でもIPO銘柄を購入がしやすくなります。
お得にポイントをためる&投資したい人
SBI証券は、ポイント付与対象のサービスが多いため、お得にポイントをためたい人にもぴったりです。ポイント投資にも対応しているので普段から「Pontaポイント・Tポイント・dポイント・Vポイント」をためている方は、より効率的な資産運用を目指せるでしょう。またSBI証券は、新規登録者や既存ユーザーに向けて多くのキャンペーンを開催しています。
2022年7月現在では、SBIラップの購入で最大10万ポイントを受け取れるものや、フォロー&リツイートでデジタルギフトが当たるキャンペーンなどがあります。これらのキャンペーンも大きなメリットにつながるので、申し込み前には最新情報をチェックしておきましょう。
25歳以下の人
SBI証券では、25歳以下の人に向けて「25歳以下現物手数料0円プログラム」を実施しています。このプログラムは国内株の現物手数料がすべて無料になるサービスです。エントリーなどの手間も不要なので、本プログラムは「25歳以下」という条件を満たすだけで自動的に適用されます。
SBI証券は幅広い層に適したネット証券
SBI証券は他の証券会社と比べると、デメリットが少なくなっています。代表的な金融商品はほぼ全て取り扱っているので、投資初心者であっても不便に感じることはありません。そのため、これから初めて投資を始める人にとって、SBI証券は最初の口座開設に適したネット証券と言えるでしょう。