新型コロナウイルス感染症の影響が長引いていることで、これまでより自宅で過ごす時間が増えています。「ちょっとした時間を有意義に使えないかな」と考える人もいるのではないでしょうか。そこで本記事では、スキマ時間を使ってお小遣いやポイントを稼げる方法を解説します。
在宅時間が増えたことによる影響とは？
コロナ禍の外出自粛で外に出る機会が減ったり、会社でテレワークが導入されたりと、生活に大きな変化がもたらされました。今まで費やしてきた通勤時間や外出時間が浮いたことで、プライベートの時間が増えた人も多いでしょう。
家事や在宅勤務の合間にできた時間は、趣味やスポーツ、お部屋の掃除、模様替えなどに使ってもいいですが、せっかくなら家計に役立つことを始めてみませんか。
最近では円安や原油価格の高騰の影響を受けて、食料品や日用品の値上げラッシュが続いています。自宅にいながら、本業以外でもお小遣いやポイントを稼ぐことができれば、日々の生活の助けにもなります。
以下では、今すぐ実践できるスキマ時間の活用方法4選を紹介します。
スキマ時間の活用方法①：ポイ活
「ポイ活」とは、「ポイント活動」の略語です。効率的にポイントをためて、お得に買い物などをすることで節約につなげていく活動のことを指します。
一般的には、店舗での買い物やネットショッピング、電子マネーの利用などでたまるポイントが広く知られています。代表的なポイントとして、「Pontaポイント」や「楽天ポイント」などが挙げられます。ポイントをためる方法は買い物の他にさまざまな手段があります。
例えば、アンケートに回答する方法です。Pontaポイントがたまる「Pontaリサーチ」には、回答を選択するだけのウェブアンケートなどがあります。所要時間は1～5分程度です。新着アンケートの通知は、メールやアプリで確認できます。
今まで捨てていた買い物のレシートは、スマホで撮影して投稿するとポイントに変わります。具体的には、Pontaポイントがたまる「レシート de Ponta」や、Tポイントがたまる「レシーカ」、楽天ポイントがたまる「Rakuten Pasha」などが挙げられます。
その他にも口コミの投稿、ゲーム、動画広告を見る、雑誌の記事を読む、などといったポイ活の仕組みが広がっています。買い物以外にも、お金と時間を使わずにサクッとポイントを稼げるのは便利ですね。
スキマ時間の活用方法②：フリマ
自宅で過ごす時間が増えたことで、より快適な空間を求めたり、自粛期間中に家族で大掃除したりと、片付けをする機会が増えた人は少なくないはずです。その中で、何年も使っていないものや、いらないものは出てきませんでしたか。もし手元に不用品があるなら、フリマアプリを活用してみましょう。
フリマアプリでは、オンラインで不用品を個人間売買できます。アプリの種類は複数ありますが、利用者数や出品数が多いのは「メルカリ」「ラクマ」などです。
出品にあたっては、フリマのトレンドも押さえておくとよいでしょう。メルカリが今年7月に発表した調査によると、カテゴリー別では、本やゲーム、おもちゃなどを含む「エンタメ・ホビー」の商品が最も高いシェアを占めました。コロナ禍でインドア向けの商品が人気を集めているようです。
スキマ時間の活用方法③：スキルシェア
得意なスキルや知識を持っている場合は、スキルのシェアサービスを使うのはいかがでしょうか。個人が持つスキルや知識をサービスとして出品し、お金に換えるサービスのことです。このスキルシェアサービスの中でも、知名度が高いのはテレビCMでも宣伝された「ココナラ」でしょう。
ココナラのカテゴリーは200種類以上と豊富にあります。人気カテゴリーを見てみると、イラストやデザイン、動画やウェブサイト制作、音楽、マーケティングなどが並びます。サービスは全てオンライン上で提供されるため、時間や場所を気にせずにお金を稼ぐことができます。
スキマ時間の活用方法④：アフィリエイト
アフィリエイトとは成果報酬型広告のことで、ウェブサイトやブログなどを通じて商品やサービスを紹介して購入してもらうことで報酬が発生するものです。ブログやSNSなどを使ってできるので、無料で始められます。
アフィリエイトでは、自分がいつも買っているものやサービスを紹介できます。例えば、化粧品や健康食品、固定回線などがあります。幅広いジャンルのものやサービスがアフィリエイトの対象になっているので、その中から他人におすすめしやすいのを選ぶとよいでしょう。
スキマ時間を有効活用しよう
コロナ禍において定着したリモートワークは、今後もしばらく続くとの見方があります。
自宅にいることで増えたスキマ時間は、何もしないのはもったいないです。小遣い稼ぎやポイ活は、自分の好きなタイミングで始められます。空いた時間を有効活用して、日々の生活を少しだけ豊かにする一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。