
SBI証券では5つの入金方法があり、それぞれに違いとメリットがあります。
SBI証券の5つの入金方法
・SBI証券の即時入金
・SBI証券のリアルタイム入金
・SBI証券の銀行振込
・SBI証券の振替入金
・SBI証券のATMカード入金
一方、入金方法によっては無駄なコストが出るかもしれません。この記事では、SBI証券で投資する際の、自分に合った入金方法を決めるポイントについて解説します。
SBI証券の基本情報
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---|---|
名称 | 0円 |
取引銘柄数 | 国内:3,600銘柄以上 国外:約6,915銘柄 |
取引手数料(国内株) | アクティブプラン:0円~ スタンダードプラン:55円~1,070円 |
取扱外国株 | 米国、中国、韓国、ロシア、ベトナム、インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシア |
2021年IPO実績 | 80社 |
公式ホームページ | https://www.sbisec.co.jp/ETGate |
SBI証券は株式投資だけでも、「国内株式」「外国株式」「投資信託」「ETF」「IPO」「NISA」の6つの商品を取り扱っています。
そのほか、FXや先物オプション、債券なども取り扱っています。基本的な証券サービスはすべて用意されているため、投資初心者から上級者まで利用できる証券会社と言えるでしょう。
SBI証券の5つの入金方法、利用前の手続き
証券口座を開設しても、すぐに投資できるわけではありません。まずは開設した証券口座に、投資資金を入金する必要があります。証券口座に入金すると、ようやく投資ができるようになります。ここでは、入金方法それぞれの違いと手続きについてわかりやすく解説します。
●SBI証券の即時入金・利用前の手続き
●SBI証券のリアルタイム入金・利用前の手続き
●SBI証券の銀行振込・利用前の手続き
●SBI証券の振替入金・利用前の手続き
●SBI証券のATMカード入金・利用前の手続き
即時入金サービス
1つ目の入金方法、「即時入金サービス」のメリット・デメリットや、利用できる金融機関を見ていきます。
SBI証券の即時入金のメリット
即時入金はWeb上で簡単に申し込むことができ、証券口座に即時反映されるため、商品をすぐに購入したい場合に便利な入金方法といえます。振込手数料は無料で、24時間いつでも入金できます。
入金の手軽さ | 証券口座への反映までの時間 | 振込手数料 |
◎ SBI証券のホームページで完結 | ◎ 即時反映 | ◎ 無料 |
SBI証券の即時入金のデメリット
即時入金は、SBI証券と連携している金融機関のインターネットバンキングを利用していないと使えません。即時入金を利用したい場合は、提携している金融機関のインターネットバンキングを契約しましょう。
即時入金サービスを利用できる金融機関
即時入金を利用できる金融機関は、2021年12月現在で13行あります。インターネットバンキングを利用している銀行を選びましょう。
利用できる銀行 | サービス名 |
---|---|
住信SBIネット銀行 | 即時決済サービス |
三菱UFJ銀行 | 三菱UFJダイレクトネット振込(EDI) |
三井住友銀行 | ウェブ振込サービス |
みずほ銀行 | みずほダイレクトネット振込決済サービス |
りそな銀行 | ネット振込サービス |
埼玉りそな銀行 | ネット振込サービス |
関西みらい銀行 | ネット振込サービス |
楽天銀行 | かんたん決済プラス |
PayPay銀行 | リンク決済 |
ゆうちょ銀行 | ゆうちょダイレクト |
セブン銀行 | ネット決済サービス |
スルガ銀行 | ネットデビット |
イオン銀行 | WEB即時決済サービス |
リアルタイム入金
2つ目の入金方法、「リアルタイム入金」のメリット・デメリットや、利用できる金融機関を見ていきます。
SBI証券のリアルタイム入金のメリット
リアルタイム入金は即時入金と同様に、口座振替の登録をすればWeb上で入金の手続きが完了します。手数料は無料で、SBI証券口座に入金がすぐに反映されます。
入金の手軽さ | 証券口座への反映までの時間 | 振込手数料 |
◎ SBI証券のホームページで完結 | ◎ 即時反映 | ◎ 無料 |
SBI証券のリアルタイム入金のデメリット
ただし、リアルタイム入金が利用できる銀行は、地方銀行が中心です。そのため、対象の銀行があるかどうかを確認する必要があります。
また、提携銀行の口座振替の登録を行う必要があります。しかも登録後すぐに利用できるわけではなく、2~3営業日後でないと利用できません。そのため、初めてリアルタイム入金を利用する際は注意が必要です。
リアルタイム入金を利用できるのは、提携金融機関の利用可能時間のみです。この点は、24時間いつでも利用できる即時入金と大きく異なります。
提携している銀行の種類 | 入金できる時間帯 | 入金できるまでの時間 |
△ 地方銀行がメイン | △ 提携している銀行の 利用可能な時間帯のみ | △ 事前に口座振替の登録が必要 (申し込み後2~3営業日で利用可能) |
リアルタイム入金サービスを利用できる金融機関
リアルタイム入金は、地方銀行を中心に27行で利用できます。銀行によって、申し込んでから実際に利用できるまでの時間が異なるので注意しましょう。
金融機関 | 申込から利用開始までにかかる時間 |
---|---|
阿波銀行・仙台銀行・北日本銀行・紀陽銀行・三十三銀行・筑邦銀行・愛媛銀行・東和銀行・福島銀行・南日本銀行・豊和銀行・広島銀行・宮崎太陽銀行・みちのく銀行・筑波銀行・山口銀行・もみじ銀行・北九州銀行・荘内銀行・北都銀行・足利銀行 | 申込後、即時利用可能 |
京葉銀行・福井銀行・秋田銀行・清水銀行・四国銀行 | 申込後、翌々営業日から利用可能 |
富山銀行 | 申込後、翌銀行営業日から利用可能 |
銀行振込
3つ目の入金方法、「銀行振込」のメリット・デメリットや、利用できる金融機関を見ていきます。
SBI証券の銀行振込のメリット
銀行振込のメリットは、自分が利用している銀行で入金ができることです。またWeb上の手続きがよくわからない人でも、銀行の窓口やATM、普段使い慣れているインターネットバンキングからSBI証券の口座に入金できます。
SBI証券の銀行振込のデメリット
銀行振込の最大のデメリットは、手数料がかかることです。また、SBI証券に買付余力として反映されるまで1~2時間程度かかります。
また、入金できる時間帯は銀行の窓口・ATMの営業時間内なので、いつでも入金できるわけではありません。
銀行振込サービスを利用できる金融機関
銀行振込はすべての銀行で利用できるため、金融機関の種類を問いません。ただし、SBI証券のための専用振込口座(お客さま専用振込口座)を開設する必要があります。次節で手順を詳しく解説します。
銀行振込にオススメ!他行への振込手数料が無料の銀行
基本的に振込手数料は自己負担ですが、以下の3行では条件によって振込手数料が無料になる場合があります。
住信SBIネット銀行 | ランクにより振込手数料が無料(月1~20回の振込手数料が無料に) |
ソニー銀行 | 月1回まで無料 |
auじぶん銀行 | 三菱UFJ銀行宛ては無料。他行宛てでも、ステージに応じて振込手数料が無料 |
振替入金
4つ目の入金方法、「振替入金」のメリット・デメリットや、利用できる金融機関を見ていきます。
SBI証券の振替入金のメリット
振替入金はゆうちょ銀行のみで利用できる入金方法で、「ゆうちょ銀行の口座を持っているが、ゆうちょダイレクト(インターネットバンキング)の契約はしていない」という方が対象です。ゆうちょダイレクトがなくても、SBI証券のホームページ上で手続きが行えるのがメリットです。
振込手数料が無料で24時間いつでも利用できるため、ゆうちょ銀行の振替入金は銀行振込よりも手軽に入金できます。
SBI証券の振替入金のデメリット
振替入金では、買付余力への反映に半日~1日程度かかります。いつでも入金の手続きは行えますが、実際に商品を購入するまで時間がかかるのがデメリットです。
また振替入金を利用するための申し込みは、書類を請求して郵送で返送する必要があるため、やや煩雑です。
振替入金サービスを利用できる金融機関
振替入金サービスは、ゆうちょ銀行でのみ利用できます。
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SBI証券の基本情報
SBI証券は、1999年にネット取引サービスを開始した大手のネット証券会社です。
名称 | SBI証券 |
---|---|
取扱銘柄数 | 国内:3,600銘柄以上 国外:約6,915銘柄 |
取引手数料(国内株) | アクティブプラン:0円~ スタンダードプラン:55円~1,070円 |
取扱外国株 | 米国、中国、韓国、ロシア、ベトナム、インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシア |
2021年IPO実績 | 80社 |
公式ホームページ | https://www.sbisec.co.jp/ETGate |
(引用元:SBI証券HP)
SBI証券は株式投資だけでも、「国内株式」「外国株式」「投資信託」「ETF」「IPO」「NISAの6つの商品を取り扱っています。
そのほか、FXや先物オプション、債券なども取り扱っています。基本的な証券サービスはすべて用意されているため、投資初心者から上級者まで利用できる証券会社と言えるでしょう。
SBI証券の4つの入金方法、利用前の手続き
証券口座を開設しても、すぐに投資できるわけではありません。まずは開設した証券口座に、投資資金を入金する必要があります。証券口座に入金すると、ようやく投資ができるようになります。ここでは、入金方法それぞれの違いと手続きについてわかりやすく解説します。
SBI証券の即時入金・利用前の手続き
即時入金を利用するためには、インターネットバンキングの契約が必要です。「インターネットバンキングを契約していないが、即時入金を利用できる銀行の口座は持っている」という場合は、インターネットバンキングを契約することをおすすめします。インターネットバンキングからでないと、SBI証券の口座に入金する際に手数料が発生してしまうからです。
SBI証券のリアルタイム入金・利用前の手続き
リアルタイム入金を利用する前に、SBI証券のホームページ上で口座振替の登録を行う必要があります。ここでは、SBI証券のホームページにログインした後の口座振替の登録方法を解説します。
- 右上の「入出金・振替」のボタンをクリック

- スクロールして、リアルタイム入金の提携銀行の画面で利用したい提携銀行のアイコンをクリック
※ 画像では「京葉銀行」を選択

- 「金融機関口座の登録へ進む」をクリック

- 別タブで画面の説明にしたがって必要事項を入力
- 口座振替登録完了
SBI証券の銀行振込・利用前の手続き
事前に、SBI証券のための専用振込口座の開設を申し込んでおく必要があります。申し込むと、15分程度で銀行振込を利用できるようになります。
- ログイン後、右上の「入出金・振替」をクリック
- スクロールして、「銀行振込お申し込み」をクリック

- 自分が利用している銀行から振り込む金融機関を3行から選択し、SBI証券の口座開設時に設定した取引パスワードを入力する。
※ 取引パスワードは新たに設定するものではなく、金融商品を購入する際に必ず入力する必要があるものです。忘れた場合は、こちらから再発行が可能です。
※ 3行に取引上の違いはありません。

- 申し込み完了
SBI証券の振替入金・利用前の手続き
振替入金を利用する前に、SBI証券のホームページで「入金サービスに関する申込書」を請求し、必要事項を記入して返送する必要があります。申込書を返送してからWeb上で振替入金を行えるようになるまで3~4週間かかるため、振替入金を利用したい場合は早めに申し込みましょう。
- ログイン後、「1.口座管理」「2.お客様情報 設定・変更」「3.お取引関連・口座情報」「4.入金サービス」にて振替入金の「書類請求」をクリック

- 「申込書請求確認」と「申込書請求」をクリック
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SBI証券の即時入金とリアルタイム入金の違い
特に区別が難しい即時入金とリアルタイム入金について比較してみましょう。
即時入金 | リアルタイム入金 | |
---|---|---|
ネットバンキング契約 | 必要 | 不要 |
振り込み手数料 | 無料 | 無料 |
入金できる時間帯 | 24時間 (メンテナンス時間を除く) | 各金融機関の利用可能時間内 (メンテナンス時間を除く) |
提携銀行数 | 13
(大手銀行、ゆうちょ銀行(ダイレクト)、ネット銀行) | 27 (地方銀行がメイン) |
買付余力への反映(証券口座に反映される時間) | 即時反映 | 即時反映 (金融機関によっては夜間メンテナンスなどで利用不可) |
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各入金方法を利用する際の4つの注意点
ここからは、入金方法を決定する際の注意点をおさらいします。
提携銀行
証券口座に入金するためには、どの金融機関の口座から入金するかを決める必要があり、決めた金融機関の口座によってSBI証券の口座に入金する方法が異なることを解説しました。
・都市銀行やインターネットバンキング契約している銀行:即時入金
・地方銀行:リアルタイム入金
・上記以外の銀行やインターネットバンキング:銀行振込
・ゆうちょダイレクトを利用していないゆうちょ銀行:振替入金
振込手数料
入金する際には振込手数料がかかり、入金方法によって振込手数料が異なることを解説しました。振込手数料と入金の手間を考慮して、入金方法を決めるとよいでしょう。
即時入金 | リアルタイム入金 | 銀行振込 | 振替入金 |
◎ 無料 | ◎ 無料 | × 自己負担(銀行ごと) | ◎ 無料 |
買付余力への反映スピード
銀行などの口座から証券口座に入金しても、買付余力に反映されるまで時間がかかることを解説しました。自分のタイミングで投資したい場合は、即時に反映される入金方法を選びましょう。
即時入金 | リアルタイム入金 | 銀行振込 | 振替入金 |
◎ 即時反映 | ◎ 即時反映 | △ 約1~2時間後 | × 半日~1日後 |
利用までの準備
SBI証券の口座に入金するためには、事前の手続きが必要になることを解説しました。SBI証券口座開設とともに、入金方法に応じて入金元の銀行の手続きも進めるとよいでしょう。
即時入金 | リアルタイム入金 | 銀行振込 | 振替入金 |
提携銀行の インターネットバンキング開設 | 提携銀行の口座振替 (SBI証券のHPより) | 振込用口座開設 (SBI証券のHPより) | 申込書請求と返送 |
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実際に入金する手順
4つの入金方法について、特徴から利用までの手続きを見てきました。ここでは、それぞれ方法における実際の入金手順を解説します。
SBI証券の即時入金の手順

入金するためには、SBI証券のホームぺージでログインする必要があります。ここでは、ログイン後の手順を解説します。
- 右上の「入出金・振替」のボタンをクリック

- 自分が利用している銀行のアイコンをクリック
※ 画像では「三菱UFJダイレクト」を選択

- 「振込金額」と「取引パスワード」を入力して、「振込指示確認」をクリック
※ 画像は三菱UFJダイレクトのもの

- ホーム画面のアイコンをクリックして、買付余力への反映を確認する

SBI証券のリアルタイム入金の手順
口座振替の登録後、リアルタイム入金は即時入金と同じような手順で利用できます。手順は以下のとおりです。
- ログイン後、右上の「入出金・振替」のボタンをクリック
- スクロールして、リアルタイム入金の提携銀行が表示されている画面で自分が利用する銀行のアイコンをクリック
- 「振込金額」と「取引パスワード」を入力して、「振込指示確認」をクリック
- 内容を確認して「振込指示」をクリック
- 入金完了後SBI証券のWebサイトのホーム画面に戻り、買付余力に反映されていることを確認する
SBI証券の銀行振込の手順
銀行振込を利用する際は、専用振込口座を確認する必要があります。
- ログイン後、「1.口座管理」「2.お客さま情報 設定・変更」「3.お取引関連・口座情報」「4.入金サービス」のボタンから、振込先の銀行支店名と口座番号を確認します。

- 銀行の窓口やATMで、確認した銀行名・支店名・口座番号を入力して振り込み
SBI証券の振替入金の手順
振替入金の手順は、他の入金方法とほぼ同じです。
- ログイン後、右上の「入出金・振替」をクリック
- スクロールして、振替入金の「入金指示」をクリック
- 「振替金額」と「取引パスワード」を入力して「振替指示確認」をクリック
- 「振替指示」をクリック
- 半日~1日後に買付余力に反映されていることを確認
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即時入金対応の証券会社比較表

即時入金は、他の証券会社でも利用できる入金方法です。
即時入金だけを考えると、最も使い勝手がよい証券会社は24時間いつでも利用できるSBI証券でしょう。
証券会社 | 提携銀行数 | サービス利用時間 | 振込手数料 |
SBI証券 | 13行 | 24時間いつでも | 無料 |
楽天証券 | 13行 | 金融機関による | 無料 |
auカブコム証券 | 4行 | 金融機関による | 無料 |
松井証券 | 17行 | 3:00~15:00 17:00~翌2:00 | 無料 |
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SBI証券の取引手数料
SBI証券は業界最安クラスの手数料を実現しており、なかでも国内株式(現物)では次の2つのプランが用意されています。
・スタンダードプラン…1回の注文の約定代金によって手数料が変動するプラン
・アクティブプラン…1日の合計の約定代金によって手数料が変動するプラン
それぞれどのような料金体系なのか、以下で詳しく解説していきましょう。
○スタンダードプラン
SBI証券のスタンダードプランの料金体系は、以下の通りです。
1注文の約定代金 | 手数料(税込) |
---|---|
5万円まで | 55円 |
10万円まで | 99円 |
20万円まで | 115円 |
50万円まで | 275円 |
100万円まで | 535円 |
150万円まで | 640円 |
3,000万円まで | 1,013円 |
3,000万円超 | 1,070円 |
スタンダードプランでは注文ごとに手数料がかかりますが、1回の注文で100万円を超えない場合は手数料が安めに設定されています。
○アクティブプラン
次はアクティブプランの料金体系を見ていきましょう。
1日の約定代金 | 手数料(税込) |
---|---|
100万円まで | 0円 |
200万円まで | 1,238円 |
300万円まで | 1,691円 |
300万円超 | 100万円増加ごとに295円 |
上記の通り、アクティブプランでは1日の約定代金が100万円を超えない限り、手数料が発生することはありません。ただし、約定代金が100万円を超えると1,238円からの手数料がかかるため、高額な取引にはやや適していない特徴があります。
ここまでをまとめると、スタンダードプラン・アクティブプランはそれぞれ以下のような人に向いています。
スタンダードプランが向いている人 | アクティブプランが向いている人 |
---|---|
・1日の約定代金が100万円を超える ・1日の取引回数が少ない | ・1日の約定代金が100万円以下 ・1日の取引回数が多い |
上記の表と自身の投資スタイルを比較して、手数料をより抑えやすいプランを選ぶようにしましょう。
\Pontaポイントで株式投資ができる/
入金方法を比較する際のポイント

入金方法を比較する際の主なポイントは、以下の4つです。
・SBI証券の口座に資金を出す口座(入金元)
証券会社で金融商品を購入する際は、元手(資金)が必要です。そのため、資金を出す口座を決める必要があります。その口座がどのような金融機関にあるかによって、入金方法の選択肢が決まります。
入金の手軽さ
SBI証券への入金方法は、大きく分けて以下の3つです。
- Webで完結(SBI証券のホームページ)
- 銀行の窓口・ATMで申し込み
- インターネットバンキングから申し込み
それぞれ、Web上で入金手続きを行うのが最も簡単です。ただし銀行の窓口では、窓口で相談しながら決められるというメリットがあります。このように、入金の手続きの手軽さで入金方法を決めることもできます。
商品の購入タイミング
金融商品を購入するタイミングを重視する人は多いでしょう。しかし、証券口座に元手(買付余力)がないと、購入したいタイミングで買うことができません。
SBI証券の場合、入金方法によって証券口座への反映にかかる時間が異なります。入金の反映にかかる時間が遅く、「購入したいタイミングで購入できない」といったことにならないように、入金方法を比較する際に商品の購入タイミングをチェックしておきましょう。
入金方法によっては入金できる時間帯が限られているものもあるため、注意が必要です。
手数料
証券会社や銀行は基本的に手数料で収益を上げているため、さまざまな場面で手数料が発生します。例えば、証券口座に入金する際にも「振込手数料」がかかります。したがって、手数料が安い、あるいは無料の金融機関を選ぶことで、投資のコストを抑えられます。
各入金方法の違いは以下のとおりです。次章以降で詳しく解説します。
即時入金 | リアルタイム入金 | 銀行振込 | 振替入金 | |
---|---|---|---|---|
資金の入金元 | ネットバンキングを利用できる金融機関 | SBI証券の提携している金融機関 | 自分が利用している銀行(すべて) | ゆうちょ銀行 |
入金手段 | Webで手続き ※事前にネットバンキングの契約が必要 | Webで手続き ※口座振替の登録後、利用可能 | 銀行の窓口・ATM | Webで手続き |
入金できる時間帯 | 24時間 | 各金融機関の利用可能時間内 | 銀行ATM・窓口の受付時間 | 24時間 |
提携銀行 | 大手銀行、ゆうちょ銀行(ダイレクト)、ネット銀行 | 地方銀行がメイン | すべての銀行 | ゆうちょ銀行 |
買付余力への反映(証券口座に反映される時間) | 即時反映 | 即時反映 | SBI証券で確認後(目安:1~2時間) | 受付時間によって異なる(半日~1日程度) |
振込手数料 | 無料 | 無料 | 銀行ごとの手数料(自己負担) | 無料 |
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SBIハイブリッド預金がお得で便利!
ここまで、SBI証券への入金方法について説明してきました。ここからは、銀行の口座を変えるだけで投資がしやすくなる、とっておきの方法を説明します。最も手軽な入金方法は即時入金ですが、入金の手続きは必要です。
しかし、SBI証券ではある銀行の口座に入金するだけで、その資金を投資に使える方法があります。それは住信SBIネット銀行の「SBIハイブリッド預金」です。
SBIハイブリッド預金とは?
「SBIハイブリッド預金」は、住信SBIネット銀行の銀行口座を持っている方が利用できるサービスです。ハイブリッド預金は、投資の機能を持つ点が普通の預金と異なります。
普通の預金は証券会社の口座とは別なので、いちいち証券会社の口座に入金する必要があります。一方で、ハイブリッド預金は残高がSBI証券の買付余力に自動的に反映さるため、資金をハイブリッド預金に入れておくだけで貯蓄と投資ができるのです。しかも、無料で利用できます。
預り金自動スィープサービス
SBIハイブリッド預金にある残高をSBI証券の口座と連携させる際は、「預り金自動スィープサービス」を利用しましょう。ハイブリッド預金に申し込んでも、SBI証券の買付余力に残高が自動的に反映されるわけではありません。このサービスを利用することで、自動的に銀行の預金残高がSBI証券の口座の買付余力に反映され、その資金で投資できるようになります。
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普通預金口座より高金利
SBIハイブリッド預金の金利は、普通預金よりも高いです。普通預金の金利は0.001~0.002%ほどですが、ハイブリッド預金は0.01%です。普通預金よりも金利が高いので、あまり動かさないお金はハイブリッド預金に入れておいた方がお得です。
SBIハイブリッド預金の金利 | 普通預金(通常の銀行)の金利 |
---|---|
0.01% | 0.001~0.002% |
追加保証金等自動振替サービス
住信SBIネット銀行は、ハイブリッド預金以外にもSBI証券での投資をしやすくするサービスが充実しています。その一つが、「追加保障金等自動振替サービス」です。
本格的に投資を行う際、保証金が必要になることがあります。信用力がないと銀行からお金を借りられないように、投資を行う際も信用を担保するために保証金が必要になるケースがあります。
例えば、保証金が不足して投資できない時は、証券口座に追加で入金する必要があります。これまで紹介した入金方法でも追加入金はできますが、それを自動で行えるサービスが「追加保証金等自動振替サービス」です。
このサービスでは自動振替が行われるため、SBI証券の口座に入金する手間を省くことができます。ただし、預金の引出可能額を超える場合は利用できません。
投資では一刻を争う時もあります。そのような時に「元手がない」ということは避けたいものです。今後のことを考えると、いざという時でもすぐに投資できる口座にしておくことをおすすめします。
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SBI証券に関するよくある質問
SBI証券の入金方法について、よくある質問をまとめました。1つずつ紹介していきます。
SBI証券にはどのような入金方法がある?
SBI証券の口座に入金する方法は、以下の4つです。
- 即時反映でいつでも利用できる「即時入金」
- 主に地方銀行からの入金に便利な「リアルタイム入金」
- どの金融機関でも利用できる「銀行振込」
- ゆうちょ銀行からの入金を手軽にできる「振替入金」
SBI証券で最もおすすめの入金方法は?
最もおすすめしたい入金方法は「即時入金」です。SBI証券のホームページで24時間いつでも利用でき、振込手数料も無料です。
また、住信SBIネット銀行と併せて利用すると、自動的にSBI証券の口座に入金してくれる「SBIハイブリッド預金」というサービスもあります。
「SBIハイブリッド預金」って何ですか?
SBIハイブリッド預金は、通常の銀行口座が持つ「預金」の機能と、SBI証券上での投資を行いやすくする「投資」の機能を併せ持つ預金サービスです。SBIハイブリッド預金に預けたお金は、自動的にSBI証券での投資資金になります。逐一入金する必要がなく、SBIハイブリッド預金にお金を入れておくだけで投資できます。
SBI証券のメリットは?
最大のメリットは、他の証券会社よりも手数料が安いことでしょう。証券会社は手数料で収益を上げる仕組みになっているため、利用者(投資する側)が最初に見るべきポイントは手数料の安さと言えます。
投資のリターンにこだわる方は少なくありませんが、手数料が高いとリターンを圧迫します。予想したリターンは外れることがありますが、手数料は投資のたびに決まった金額がかかります。そのため投資初心者は、毎回かかる手数料に着目するべきなのです。
SBI証券についての口コミ
40代 会社員 H・Uさん
分かりやすく便利
良かった点としては外国株の種類が豊富で米国、中国、韓国、ロシア、インドネシア、ベトナム、シンガポール、タイ、マレーシアと9カ国の外国株を取り扱っていることと取引手数料が低いことです。またIPOの実績が良く、クレジットカードで積み立て投資が可能でなによりTポイントが貯まることです。
30代 会社員 Y.F
取引の手軽さが魅力
ネット証券の取引高ナンバーワンのSBI証券は知名度も十分にあるので、安心して口座開設や取引ができました。取り扱っている銘柄も多く、手数料が無料なのも魅力的でした。チャートも見やすく、投資に役立つニュースの掲載もスピーディーで、知りたい情報をいち早くキャッチできるところも良かったです。取引ページも見やすく操作も簡単なので、幅広い年代の方にもストレスなく売買ができると思います。
20代 会社員 マンガーさん
連携がスムーズ
住信SBI銀行と連携をしていればスムーズにやり取りができます。自分は米国株を主にトレードしますが、住信SBI銀行の口座を介してSBI証券に米ドルを入れています。住信SBI銀行だと、為替のエクスチェンジの手数料も安く済むので、非常に助かります。
40代 会社員 T・Sさん
SBI証券は初心者におすすめ
SBI住信と連携しており、入金システムがわかりやすく、振替を使うことにより無料でSBI証券にて商品を購入する際に使える 余剰資金に反映することがたやすいこと。またたくさんの銀行と連携しており、リアルタイム入金を無料で行うことができることがメリットです。
20代 無職 MMさん
ネットバンク契約していないと、、
様々な入金方法があるといったものの、即時入金はネットバンクの契約が必要であったり、振替入金は実際に株を購入するまでに時間がかかったりと、様々な制約があります。基本的には他の証券会社でも同様ですが、ネットバンクの契約をしていない人にとっては、不便かもしれません。
SBI証券がおすすめの人は?
SBI証券をおすすめしたいのは、コストを抑えて投資したい方です。特に「利益が出るかどうか不安」という方は、毎回確実にかかる手数料を重視して投資するとよいでしょう。
手数料が業界最安水準であるSBI証券は、「まずはお試しで投資してみたい」という初心者におすすめしたい証券会社です。
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コメントしている専門家
たぱぞう様
>月間100万超のPVを誇る投資ブログ「たぱぞうの米国株投資」を運営。2000年に日本株投資を始めるも資産を大きく伸ばせずにいたが、2010年から米国株投資をスタートすると、その後は順調に資産を拡大。2016年~2017年にかけて資産は1億円を突破し、不動産や太陽光発電への投資を含めた現在の金融資産は4億円を超える。基本的な資産運用術をブログで公開するほか、投資顧問会社のアドバイザーや米国株セミナーなど多方面で活躍中。著書に「図解でよくわかる米国株投資」(きずな出版)ほか。
Twitter:@tapazou29
ブログ:たぱぞうの米国株投資
投資家 おすすめの入金方法はなんですか?
入金のポイントはシンプルです。2つあります。
1つは、銀行との連携があることです。系列銀行を持っている場合は、非常に簡単に連携ができるようにインターフェースが整備されています。入金したいときに、手続きが煩雑だと、それだけで時間と手間のコストがかかります。せっかく投資をしようとしているのに、そこでコストがかかるのはもったいないことですよね。
2つめは、手数料が安いことです。各証券会社ごとにコストを抑える努力を積み重ねています。ネット証券は特に安く、安心して利用することができます。ほとんど業界最安の水準を実現しているからです。
また、先ほどの連系のは無しとも関連しますが、系列で銀行があるとやはり安いことが多いです。