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事前に知っておくべき、証券口座を開設する際のリスクとは?
実はネット証券での口座開設には、さまざまなリスクが潜んでいます。例えば、第三者による不正行為やウイルス感染などが発生すると、金銭的に大きな損失を被る恐れがあります。
ほかにも、ネット取引ならではの機会損失リスクや個人情報の漏えいリスクなど、注意すべきリスクは数多くあります。ネット証券のサービスは便利ですが、安全に利用するためにはユーザー側のリスク対策も必要になるでしょう。
ネット証券の口座を開設する際のリスク
ネット証券で口座を開設することの主なリスクは、以下の4つです。
プロからのアドバイスを受けられない
対面証券とは違い、ネット証券ではそれぞれの顧客に担当者が付くことはありません。したがって、基本的にプロからのアドバイスはもらえないので、銘柄選びから情報収集、投資判断、実際の取引まで、すべて自分で行う必要があります。
特に注意したいのは、投資のテクニックや知識が乏しい初心者です。不安を抱えたまま自力で取引を行うと、銘柄の選定ミスや発注ミスなどが起こりやすくなります。
投資に関して、基礎知識が必須になる
ネット証券で取引を行う場合も、投資の基礎知識は必須です。いくら投資情報が充実していても、指標の読み方や経済用語などがわかっていなければ、その情報を投資判断に役立てることができません。
売買のタイミングを見極める必要もあるので、特に初心者は少額取引を重ねて、リスクを抑えながら実践の感覚をつかんでいきましょう。
注文を間違えても自己責任
ネット証券における取引では、発注ミスもすべて自己責任です。
よく見られるミスとしては、買付ボタンと売却ボタンの押し間違いや、銘柄コードの入力ミスが挙げられます。これらのミスによって損失が発生しても、証券会社から補償されることはありません。
通信回線が乱れた場合、機会損失の可能性がある
通信回線のトラブルによる機会損失も、ネット取引では注意しておきたいリスクです。
ネット証券の取引環境は、証券会社側のシステムだけではなく、ユーザー側の通信状態の影響も受けます。例えば、自宅のインターネット接続が中断した場合は、それが回復するまで取引ができません。
通信の乱れはよくあるトラブルなので、ネット証券を利用する前に自宅のインターネット環境をチェックしておきましょう。
ネット証券のセキュリティリスクと対策
ここからは、ネット証券のユーザーが特に注意したい「セキュリティリスク」の具体的な脅威と、その対策について見ていきます。
リスク1:個人情報の漏洩
個人情報の漏えいは、クレジットカードの不正利用やSNSのアカウント乗っ取りなどにつながります。深刻なトラブルが発生する前に、以下の対策を講じておきましょう。
・対策1:パスワードの使い回し、簡易的なパスワードの使用を控える
個人情報が登録されているサービスにおいて、パスワードの使い回しは厳禁です。複数のサービスで同じパスワードを使うと、どれかが流出した場合にすべてのサービスへのログインが可能になります。
氏名をローマ字にしたものや誕生日など、簡易的なパスワードも第三者に知られやすいので気を付けてください。特にネット証券のパスワードは「金庫の鍵」のようなものなので、以下の点を意識して設定しましょう。
○強固なパスワードを設定するポイント
・そのサービスでしか使わないパスワードを設定する
・大文字や小文字、数字、記号を組み合わせる
・できるだけ14文字以上のパスワードにする
上記の3つを意識するだけでも、パスワードのセキュリティは一気に高まります。
・対策2:顔認証など生体認証機能付きのスマートフォンやPCを使用する
個人情報の漏えいを防ぐためには、取引に使用するデバイスにも目を向ける必要があります。パスワードを強固にしたとしても、デバイスに侵入されるとパスワードが抜き取られる恐れがあるからです。
スマートフォンやパソコンを利用する際は、できれば生体認証機能(顔認証や指紋認証など)が付いたものを使いましょう。
・対策3:2段階認証、2要素認証を行う証券会社を選択する
セキュリティ体制は、証券会社によって異なります。以下のセキュリティ機能を備えた証券会社を選ぶと、安心して資産運用に集中できるでしょう。
○証券会社選びで重視したいセキュリティ機能
・2段階認証:「パスワード+秘密の質問」など、2段階で認証を行うこと。
・2要素認証:「パスワード+セキュリティコード」など、2要素(※)で認証を行うこと。
※知識要素・所有要素・生体要素のうち、2つを組み合わせること。パスワードは知識要素、セキュリティコードは所有要素に該当する。
シンプルな仕組みですが、2段階認証・2要素認証が備わっているだけでサービスのセキュリティは大きく向上します。
・対策4:スマートフォンやPCを紛失した場合は早急に対応する
スマートフォンやパソコンなどのデバイスを紛失した場合は、すぐに証券会社へ連絡しましょう。紛失による個人情報漏えいリスクがある場合は、ログインや取引のロックをかけてもらえます。
サービスの利用を再開する際は、パスワードを新たに設定します。
リスク2:第三者によって行われる取引
第三者によって取引が行われると、知らないうちに損失を被る恐れがあります。また、証券会社から不正取引を疑われるリスクもあるので、ネット証券を利用する際は以下の対策も徹底しましょう。
・対策1:取引パスワードは、ログインパスワードと同じにしない
取引パスワードとは、株式投資をスマートフォンで行う場合に求められるパスワードのことです。仮にログインパスワードが流出しても、取引パスワードがなければ第三者は取引をすることができません。
そのため、取引パスワードとログインパスワードは別のものを設定することが大切です。大文字・小文字・数字・記号を組み合わせて、同じ文字が連続しないようなパスワードを設定するとよいでしょう。
取引パスワードを数字でしか設定できない場合は、電話番号や生年月日などは絶対に避けてください。家族や知人の生年月日なども脆弱なパスワードといえるので、自分の私生活からは推測できないパスワードを設定することを強くおすすめします。
・対策2:定期的にパスワードを変更する
いかに強固なパスワードを設定しても、流出する可能性はゼロではありません。そのようなリスクを排除するためにも、取引パスワード・ログインパスワードは定期的に変更することをおすすめします。
ただし、変更したパスワードをメモ帳などに書き記して持ち歩くと、パスワードの変更が逆効果になることもあります。パスワードを書き記したものが増えるほど、流出リスクは高まります。
そのため、パスワードを記録する際には紙とデータに分けるなどの工夫をして、流出するリスクを少しでも抑えておきましょう。
リスク3:第三者が出金を行う
第三者が出金を行うことは、何としても避けなければなりません。大切な資金を失う恐れがあるので、以下の具体的な対策をしっかり確認してください。
・対策1:2段階認証、2要素認証を行う証券会社を選択する
前述の2段階認証・2要素認証は、第三者による出金を防ぐ対策としても有効です。
中でもセキュリティ性が高いのは、パスワードとセキュリティコードを組み合わせた2要素認証を導入している証券会社です。セキュリティコードはSMSやメールなどで送られてくるため、受け取るには複数のデバイスが必要になります。
2要素認証には2段階認証の機能もあるので(※)、セキュリティ機能として非常に優れています。
※パスワードとセキュリティコードの両方を入力する必要があるため、2要素認証は2段階認証に含まれる
・対策2:出金先口座を変更できない証券会社を選択する
ネット証券の中には、出金先口座を変更できないところもあります。そのようなネット証券を選べば、自分の資金が第三者の口座に送金されることを防げます。
ただし、この方法は出金先口座のIDやパスワード、暗証番号などが流出していないことが前提です。出金先口座の情報が漏れていると、証券口座→出金先口座→第三者の口座という流れで資金を失う恐れがあります。
この対策を講じる際は、出金先口座のセキュリティ性も確認しておくことが大切です。特に暗証番号は4桁の数字なので、第三者に知られやすいものが使われていないか、入念にチェックしておきましょう。
・対策3:ログインIDやパスワードなどを端末に記憶させない
スマートフォンやパソコンを使って申し込み手続きを行うと、端末の環境によってはログインIDやパスワード、暗証番号などが記憶されることがあります。確かに便利な機能ではありますが、これらの情報を記憶させた状態でデバイスを紛失すると、第三者でも簡単に各サービスにアクセスできます。
設定したパスワードや暗証番号を、同じデバイスのメモ帳などに記録しておくことも厳禁です。これらの情報を1つのデバイスに集約すると、そのデバイスを紛失した場合に取り返しがつかなくなります。
前述でも解説したように、パスワードなどを記録する際には紙とデータを組み合わせるなどの工夫が必要になります。
リスク4:ウイルスなどの感染
使用しているデバイスがウイルスなどに感染すると、個人情報の漏えいやクレジットカードの不正利用などにつながります。このようなリスクを避けるためには、以下の3つの対策が有効です。
・対策1:セキュリティ対策のアプリをインストールする
基本的なウイルス対策としては、セキュリティ対策のアプリやソフトのインストールが挙げられます。
特にパソコンやAndroidを使用する場合は、費用をかけてでもこれらのアプリ・ソフトをインストールすることをおすすめします。最近では広告に紛れているマルウェアなどもあるので、表示されているURLや広告などは不用意にクリックしないようにしましょう。
一方でiPhoneはAPP Storeによるセキュリティが厳しく、アプリ版のみを利用する場合は特別な対策は不要です。ただし、ブラウザ上で開かれるアプリのセキュリティは弱いので、できればiPhoneにもセキュリティ対策のアプリを入れておきましょう。
・対策2:常にOSを最新版にする
意外と見落としがちな対策が、スマートフォンに最新のOSをインストールすることです。OSをバージョンアップすると問題が生じている部分が改善されるため、デバイスのセキュリティ性を高めることができます。
パソコンを使用する場合も、こまめにOSをアップデートしておくことが大切です。面倒かもしれませんが、バージョンアップやアップデートの通知が届いたら早めに対応しましょう。
・対策3:作成者不明のアプリはインストールしない
作成者が不明のアプリはウイルスやマルウェアに感染する可能性が高いので、インストールを控えましょう。特に野良アプリ(※)をインストールできるAndroidでは、この対策を徹底する必要があります。
※公式のアプリケーションストア以外から提供されるアプリのこと
気を付けていてもインストールしてしまう恐れがある場合は、以下の設定を済ませておきましょう。
機種 | 野良アプリへの対策 |
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Android7.0 | 【1】設定アプリを開く 【2】「セキュリティ」へと進む 【3】「提供元不明アプリのインストールを許容する」のチェックを外す |
Android8.0 | 【1】設定アプリを開く 【2】「セキュリティ」または「アプリと通知」へと進む 【3】「提供元不明のアプリ」のチェックを外す |
Android9.0 | 【1】設定アプリを開く 【2】「デバイスおよびプライバシー」へと進む 【3】「不明なソースのインストール」を開く 【4】一覧で表示されたアプリをインストールしないようにする |
リスクのあるアプリを事前に除外するだけでも、デバイスの安全性・セキュリティ性は高まります。
ネット証券に向いている人
ネット証券のメリットとしては、手数料が安いこと、自由なタイミングや判断で取引ができることなどが挙げられます。一方で、今回紹介したセキュリティリスクや、担当者からアドバイスをもらえない点などは、覚えておきたいデメリットです。
これらの点を踏まえると、ネット証券には以下のような人が向いているといえるでしょう。
○ネット証券に向いている人
・手数料をとにかく抑えたい
・自分のペースで取引したい
・スマートフォンやパソコンの操作が得意
・セキュリティ意識が高く、リスク対策が苦にならない
・投資の基礎知識やテクニックをすでに習得している
一方、スマートフォンなどの扱いが苦手な方や、自分の投資判断に自信を持てない方は、対面証券のほうが向いているかもしれません。
対面証券との比較
対面証券とは、実店舗を構えて対面取引を中心に行う証券会社のことです。サービス面で比較した場合、ネット証券と対面証券にはどのような違いがあるのでしょうか。
主なメリット | 主なデメリット | |
---|---|---|
ネット証券 | ・手数料が安い ・スマホなどで手軽に取引できる ・自分の判断で取引できる | ・投資の基礎知識が必須になる ・注文ミスが自己責任になる ・通信回線のトラブルなどに悩まされることも |
対面証券 | ・専任の担当者が付く ・金融商品を紹介してもらえる ・IPOの主幹事を務めることが多い | ・手数料が高い |
対面証券の最大のメリットは、プロによるアドバイスを受けられる点です。また、多くの対面証券では電話取引やネットによる取引も可能ですが、ネット証券に比べると全体的に手数料が高めに設定されています。
ネット証券の口座開設 おすすめ5選を比較
ここでは、口座開設先として特におすすめしたいネット証券5社を比較します。
1:SBI証券
証券会社名 | SBI証券 |
---|---|
口座開設数 | 600万口座以上(※2021年3月時点) |
主な取扱商品 | ・国内株 ・外国株 ・投資信託 ・債券 ・FX ・先物・オプション ・NISA ・iDeCo など |
手数料(国内株現物取引) | ・10万円:0円 ・50万円:0円 ・100万円:0円 |
手数料(国内株信用取引) | ・10万円:0円 ・50万円:0円 ・100万円:0円 |
米国株取扱数 | 5,000銘柄以上(※2021年12月時点) |
投資信託本数 | 2,676銘柄(※2022年2月時点) |
IPO実績(2021年) | 122社(うち主幹事21社) |
ポイント投資 | あり(Pontaポイント・Tポイント) |
SBI証券はネット証券最大手であり、業界最安水準の手数料を実現しています。アクティブプランを選び、1日の約定金額を100万円以内に抑えれば、手数料0円で国内株を取引できます。
・証券口座開設数 第1位
SBI証券は幅広い層の投資家から支持されており、2021年3月にはネット証券の中でいち早く600万口座を突破しました。預り資産残高や株式委託売買代金においても、ネット証券No.1の実績を誇ります。
・取扱商品が豊富
株式取引から先物オプションまで、豊富な金融商品を取り扱っている点もSBI証券の魅力です。特に外国株は9ヵ国の銘柄を取り扱っており、米国株だけでも取扱銘柄数は5,000を超えます。
・PontaポイントやTポイントが貯まる・使える
SBI証券では、さまざまな取引でPontaポイントやTポイントが貯まります。主な対象サービスとしては、国内株の購入や入庫、投資信託の購入・保有などが挙げられます。貯めたポイントは1ポイント=1円として、投資信託の買付に使うことができます。
2:楽天証券
証券会社名 | 楽天証券 |
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口座開設数 | 700万口座以上(※2021年12月時点) |
主な取扱商品 | ・国内株 ・外国株 ・投資信託 ・FX ・ロボアド ・NISA ・iDeCo など |
手数料(国内株現物取引) | ・10万円:0円 ・50万円:0円 ・100万円:0円 |
手数料(国内株信用取引) | ・10万円:0円 ・50万円:0円 ・100万円:0円 |
米国株取扱数 | 4,670銘柄(※2022年2月時点) |
投資信託本数 | 2,672銘柄(※2022年2月時点) |
IPO実績(2021年) | 74社(うち主幹事0社) |
ポイント投資 | あり(楽天ポイント) |
楽天証券も、業界最安水準の手数料を実現しているネット証券です。国内株のいちにち定額コースでは、1日あたりの約定金額を100万円以内に抑えることで、取引手数料0円で現物取引・信用取引を行えます。
・1:取引ツールが無料
楽天証券が提供している取引ツール「iSPEED」「マーケットスピード」は、いずれも無料で利用できます。基本的な取引機能に加えて、テクニカル指標などの分析機能も充実しているので、ネット取引を行う方は大きなメリットを実感できるでしょう。
・2:楽天ポイントが貯まる・使える
楽天証券では、株式取引や投信積立で楽天証券ポイントを貯められます。貯めたポイントは国内株や外国株、投資信託の購入のほか、楽天ポイントやJMBマイルと交換することもできます。
・3:楽天カード・楽天銀行との併用がお得
ほかの金融系サービスと連携されている点も、楽天証券ならではの魅力です。例えば、楽天カードを使って投信積立を行えば、100円につき1ポイント(※一部500円につき1ポイント)のボーナスを受け取れます。また、楽天銀行との併用においても、自動入出金サービス(無料)や普通預金金利5倍などの特典があります。
3:松井証券
証券会社名 | 松井証券 |
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口座開設数 | 約126万口座(※2020年6月時点) |
主な取扱商品 | ・国内株 ・外国株 ・投資信託 ・先物・オプション ・FX ・NISA ・iDeCo など |
手数料(国内株現物取引) | ・10万円:0円 ・50万円:0円 ・100万円:1,100円 |
手数料(国内株信用取引) | ・10万円:0円 ・50万円:0円 ・100万円:1,100円 |
米国株取扱数 | 400銘柄以上(※2022年2月時点) |
投資信託本数 | 1,584銘柄(※2022年2月時点) |
IPO実績(2021年) | 56社(うち主幹事0社) |
ポイント投資 | あり(松井証券ポイント) |
松井証券は、お得な手数料や充実したサポート体制が魅力のネット証券です。25歳以下(未成年を含む)の方であれば、約定金額に関わらず国内株を手数料0円で取引できます。
・1:100年以上の実績と信頼がある
1918年創業の松井証券は、100年以上の実績と信頼がある証券会社です。投資家へのサポートにも積極的なので、投資経験がない方でも安心して各種サービスを利用できるでしょう。
・2:信用取引手数料0円
松井証券の信用取引には「短期信用取引」と「無期限信用取引」があり、いずれの取引においても日計り取引の片道手数料がかかりません。無期限信用取引については、保有期間6ヵ月超の返済手数料も0円に設定されています。
・3:約定代金合計が50万円まで手数料0円
松井証券の国内株取引では、1日の約定代金合計を50万円までに抑えると取引手数料が0円になります。また、投資信託の購入手数料や米ドルMMFの手数料も無料なので、さまざまな金融商品をお得に取引できます。
4:auカブコム証券
証券会社名 | auカブコム証券 |
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口座開設数 | 約136万口座(※2021年12月時点) |
主な取扱商品 | ・国内株 ・外国株 ・投資信託 ・先物・オプション ・債券 ・FX ・NISA など |
手数料(国内株現物取引) | ・10万円:0円 ・50万円:0円 ・100万円:0円 |
手数料(国内株信用取引) | ・10万円:0円 ・50万円:0円 ・100万円:0円 |
米国株取扱数 | 360銘柄(※2022年2月時点) |
投資信託本数 | 1,521銘柄(※2022年2月時点) |
IPO実績(2021年) | 42社(うち主幹事0社) |
ポイント投資 | あり(Pontaポイント) |
auカブコム証券は、国内株・米国株ともに業界最安水準の手数料を誇るネット証券です。中でも国内株の「1日定額手数料コース」では、1日あたりの約定金額が100万円を超えない限り、手数料0円で現物取引・信用取引ができます。
・1:三菱UFJファイナンシャル・グループなので安心
auカブコム証券は、三菱UFJフィナンシャル・グループに属するネット証券です。MUFGグループならではの基盤を活かしており、例えばauカブコムユーザー限定のクレジットカード「kabu.comカード」では、最大1.5%の取引手数料キャッシュバックを受けられます。
・2:取引ツールが充実、情報コンテンツ
株価からニュースまでチェックできる「kabuステーション」をはじめ、auカブコム証券はさまざまな取引ツールや情報コンテンツを提供しています。ほとんどのコンテンツを無料で利用できるため、証券口座を開設するだけで十分な投資環境を整えられるでしょう。
・3:1株から上場株式を購入できる
1株から上場株式を購入できる「プチ株」が提供されている点も、auカブコム証券の魅力です。NISA口座との併用もできるので、取引する株数をうまく調整すればNISAの非課税投資枠を最大限に活用できるでしょう。プチ株をPontaポイントで購入することもできます。
5:LINE証券
証券会社名 | LINE証券 |
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口座開設数 | 100万口座以上(※2021年11月時点) |
主な取扱商品 | ・国内株 ・投資信託 ・iDeCo など |
手数料(国内株現物取引) | ・10万円:99円 ・50万円:275円 ・100万円:535円 |
手数料(国内株信用取引) | ・10万円:0円 ・50万円:0円 ・100万円:0円 |
米国株取扱数 | 取扱いなし |
投資信託本数 | 32銘柄(※2022年2月時点) |
IPO実績(2021年) | 11社(うち主幹事0社) |
ポイント投資 | あり(LINEポイント) |
LINE証券は2019年11月にサービスが開始された、比較的新しいネット証券です。普段使っているLINEアプリから証券サービスにアクセスできるため、別のツールやアプリを別途インストールする必要がありません。
・1:買付手数料が無料
LINE証券では、投資信託・IPOの各銘柄を手数料0円で購入できます。信用取引の売買手数料も無料なので、これらをうまく活用すれば全体のコストを大きく抑えられます。
・2:1株から、100円から投資できる
LINE証券は、1株から株式を購入できる「いちかぶ」というサービスを提供しています。投資信託は毎月1,000円からの積立が基本ですが、試したい場合は最低100円からのスポット投資も可能です。
・3:スマートフォンに特化し、最短で翌営業日に口座開設が完了する
LINE証券のサービスは、すべてスマートフォン上のLINEアプリから利用できます。申し込み手続きもスマホから可能で、タイミングによっては最短で翌営業日に口座開設が完了します。
セキュリティ対策を万全にして、安心してネット証券を利用しよう
ネット証券にはさまざまなリスクがあるものの、事前に対策を講じれば大きなダメージを防げます。特にセキュリティリスクは深刻な事態につながりやすいので、内容を正しく把握した上で、対策を万全にしておくことが大切です。
便利なサービスを安心して使うためにも、本記事を参考にしながら投資環境を整えていきましょう。