ミニ株・単元未満株の魅力とは?おすすめの銘柄や選び方のポイントまで幅広く解説

「ミニ株」や「単元未満株」と呼ばれるサービスを利用すると、数百円から株式投資を始めることができます。

本記事では、ミニ株・単元未満株の魅力や注意点、おすすめの証券会社などをまとめました。銘柄の選び方についても解説するので、株式投資に興味のある方はぜひ参考にしてください。

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目次

  1. ミニ株・単元未満株って何?
    1. ミニ株・単元未満株について
    2. いちかぶやS株、プチ株®︎という表記の場合もある
  2. ミニ株・単元未満株のおすすめポイント
    1. 少ない手元資金でも始められる
    2. 少額でも分散投資ができる
    3. 配当や株主優待を受けられる
  3. ミニ株・単元未満株のおすすめできないポイント
    1. 売買のタイミングが決められている
    2. 少額投資の場合は手数料が割高になる
  4. おすすめのミニ株銘柄5選
    1. 大きな利益を狙える!ソフトバンクグループ(9984)
    2. 女性用アパレルで有名なハニーズホールディングス(2792)
    3. 食品・薬品も取り扱う日本たばこ産業(2914)
    4. 身近なサービスを提供する日本郵政(6178)
    5. Joshin webショップが評判の上新電機(8173)
  5. ミニ株・単元未満株の取引が可能なおすすめの証券会社8選
    1. LINE証券はアプリで簡単操作
    2. SBIネオモバイル証券はTポイントで投資できる
    3. SBI証券の手数料は業界最安水準
    4. auカブコム証券はPontaポイントで投資できる!
  6. ミニ株・単元未満株の銘柄選びのポイント
    1. 配当利回りが高い銘柄を選ぶ
    2. キャピタルゲインとインカムゲインのどちらを重視するか
    3. 1株単位で株主優待を受けられる銘柄を選ぶ
  7. ミニ株・単元未満株についての口コミ
    1. ミニ株・単元未満株についての良い口コミ
    2. ミニ株・単元未満株についての悪い口コミ


ミニ株・単元未満株って何?

ミニ株・単元未満株とは、1株や10株から株式を取引できるサービスのことです。最近はさまざまな証券会社が取り扱っており、数百円から株式取引ができるようになりました。

まずはどのようなサービスなのか、概要や特徴をわかりやすく解説します。

ミニ株・単元未満株について

ミニ株・単元未満株

通常の株式取引では、「単元(単元株)」という最低取引単位が決められています。

一般的な国内株では「1単元=100株」に設定されているため、仮に1株500円の国内株を購入する場合は、5万円(=500円×100株)を用意しなければなりません。

必要資金を下げる目的で提供されているサービスが、今回解説する「ミニ株・単元未満株」です。

証券会社によりますが、ミニ株・単元未満株では1株または10株からの取引が可能なので、数百円から株式投資を始めることができます。

○ミニ株・単元未満株のイメージ

・1株500円の銘柄を1単元(100株)で購入する場合
必要最低資金=500円×100株
      =5万円

・1株500円の銘柄をミニ株(単元未満株)で購入する場合
必要最低資金=500円×1株~10株
      =500円~5,000円

国内の証券取引所で上場している銘柄の株価は、数百円から数千円のものが多いです。

例えば、国内大手自動車メーカーである「トヨタ自動車」の株価は、2022年2月時点で1株あたり2,150円前後です。

ミニ株・単元未満株が提供されている証券会社を利用すれば、数千円の資金で有名企業の株主になれます。

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いちかぶやS株、プチ株®︎という表記の場合もある

ミニ株・単元未満株サービスの名称は、証券会社によって以下のように異なります。

証券会社サービスの名称主な特徴
LINE証券いちかぶ・1株から取引可能
・取引手数料が業界最安水準
SBIネオモバイル証券S株・1株から取引可能
・配当を受け取れる銘柄もあり
auカブコム証券プチ株®︎・1株から取引可能
・Pontaポイントをつかえる

最低取引単位や使い勝手などもサービスによって異なるため、自身の投資スタイルに合う証券会社を選ぶことが大切です。

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ミニ株・単元未満株のおすすめポイント

少ない手元資金でも始められる

少ない手元資金で株式投資を始められる点は、ミニ株・単元未満株の最大の魅力といえるでしょう。

サービスによっては1株数百円から取引できるので、ミニ株・単元未満株はさまざまな投資スタイルの人におすすめです。

○ミニ株・単元未満株が向いている人
・まずは実際の取引や値動きに慣れたい
・毎月数百円から長期の積立投資を始めたい
・資金が少なくても有名企業の株式を買って応援したい

\少額でも始められる!/

投資家のコメント

少額でも分散投資ができる

1回の取引の必要資金が抑えられることで「分散投資」がしやすくなる点も、ミニ株・単元未満株の魅力です。

分散投資とは、取引をする銘柄やタイミング、地域などを分散させることで、損失のリスクを抑える基本的なテクニックです。

例えば、購入する銘柄を分散しておくと、ある銘柄の株価が暴落しても、他の銘柄で利益が出ていれば全体的なダメージを抑えられます。

ミニ株・単元未満株を利用すれば、数千円の資金でも分散投資ができるので、初心者の方にもおすすめです。

\分散投資ができる!/

配当や株主優待を受けられる

利用する証券会社や銘柄によっては、1株からの取引でも配当金や株主優待を受けられます。

・配当金:企業が利益を株主に分配するお金のこと。
・株主優待:企業が保有株式数に応じて株主に贈る特典のこと。

100株未満でも受け取れる株主優待としては、自社商品の詰め合わせや割引券、テーマパークの無料チケットなどがあります。最近は株主優待のバリエーションが増えているので、多くの特典から選ぶ楽しさも味わえるでしょう。

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ミニ株・単元未満株のおすすめできないポイント

一方で、ミニ株・単元未満株にはおすすめできないポイントもいくつかあります。

売買のタイミングが決められている

ミニ株・単元未満株は取引の時間帯が決められており、売買のタイミングを細かく調整することができません。

利用するサービスにもよりますが、基本的には売買注文を出した日の翌日の「最初に成立した取引価格」を基準として取引が行われます。

少額投資の場合は手数料が割高になる

ミニ株・単元未満株の取引手数料は、一般的に単元株とは別に設定されています。利用するサービスによっては取引手数料が割高になるので、利用する前にしっかり確認しておきましょう。

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おすすめのミニ株銘柄5選

ミニ株・単元未満株

ここからは、1株からでもキャピタルゲイン・インカムゲインを狙えるおすすめの銘柄を紹介します。

大きな利益を狙える!ソフトバンクグループ(9984)

ソフトバンクグループは、インターネット関連の会社や電気通信事業者などを傘下に置く、日本を代表するグループ企業です。

積極的にM&Aを行うなど、投資会社としての側面もあるため、投資先の業績次第では大きな利益を得られる可能性があります。

・ソフトバンクループ(9984)の銘柄情報

株価5,184円
1株あたりの配当(会社予想)44円
配当利回り0.85%
時価総額8.89兆円
株主優待制度なし
(※2022年2月時点)

・ミニ株でコツコツ貯めていく方法がおすすめ

ソフトバンクグループは株価が高めで、単元株(100株)を購入するには約50万円の資金が必要です。また、投資会社はリスクが大きいといわれているため、まずはミニ株でコツコツ貯めていく方法を検討しましょう。

なお、長期保有を目的に購入する場合は、株主優待制度がないことに注意してください。

女性用アパレルで有名なハニーズホールディングス(2792)

ハニーズホールディングスは、女性用の衣料や服飾雑貨などを手がける福島県のアパレル企業です。

国内だけで800店舗以上を構えており、4,000人を超える従業員を抱えるなど、業界ではトップクラスの規模を誇っています。

・ハニーズホールディングス(2792)の銘柄情報

株価1,022円
1株あたりの配当(会社予想)35円
配当利回り3.41%
時価総額285.98億円
株主優待制度店舗で使える優待券
(※2022年2月時点)

・株価がリーズナブルなので購入しやすい

ハニーズホールディングスの魅力は、資金が少額でも投資できることです。

1株なら約1,000円、10株でも約1万円の資金があれば購入できるので、少額から投資を始めたい初心者に最適な銘柄といえます。

また、100株から株主優待を受けることができ、直近の配当利回りも3%を超えているため、長期保有の選択肢としても検討したい銘柄です。

食品・薬品も取り扱う日本たばこ産業(2914)

日本たばこ産業は、2020年12月時点で約7,300人の従業員を抱える上場企業です。主力商品であるたばこに加えて、加工食品や薬品なども取り扱っており、多角的な事業を展開しています。

・日本たばこ産業(2914)の銘柄情報

株価2,344円
1株あたりの配当(会社予想)150円
配当利回り6.46%
時価総額4.64兆円
株主優待制度グループ会社の商品
(※2022年2月時点)

・配当利回りが高い

国内の上場企業の中でも、日本たばこ産業は配当利回りが高めです。

また、1株から配当金を受け取ることもできるので、少額からの積立投資や長期保有に最適な銘柄といえるでしょう。

身近なサービスを提供する日本郵政(6178)

2007年に民営化された日本郵政は、私たちにとって身近な企業です。

ハガキやレターパック、年賀状などを取り扱っており、民営化から約15年が経過した現在でも多くの人がサービスを利用しています。

・日本郵政(6178)の銘柄情報

株価976.5円
1株あたりの配当(会社予想)50円
配当利回り5.16%
時価総額3.65兆円
株主優待制度なし
(※2022年2月時点)

・配当利回りが高く株価もリーズナブル

日本郵政の魅力は、1株あたりの株価が比較的安いことです。2022年2月時点で1株あたり976.5円なので、約10万円の資金があれば単元株も購入できます。

国内株の中では配当利回りも高いため、積立投資や長期投資で安定した資産形成を目指している方に最適な銘柄といえます。

Joshin webショップが評判の上新電機(8173)

上新電機は、日本全国のショッピングモールに店舗を構える家電量販店です。

最近はオンライン上で利用できる「Joshin webショップ」も好評で、業界トップクラスの規模を誇っています。

・上新電機(8173)の銘柄情報

株価2,069円
1株あたりの配当(会社予想)75円
配当利回り3.59%
時価総額584.64億円
株主優待制度店舗で使える優待券
(※2022年2月時点)

・ミニ株でも買い物優待券がもらえる

上新電機の株主優待は、保有株式数が1単元に満たなくても付与されます。

「1株以上」の保有で5,000円分(200円×25枚)の優待券を受け取れるので、株主優待狙いの方には最適な銘柄といえるでしょう。

また、国内株の中では配当利回りも低くないので、中長期のインカムゲインを狙っている方はぜひ投資を検討してみましょう。

ミニ株・単元未満株の取引が可能なおすすめの証券会社8選

ミニ株・単元未満株

ここからはミニ株・単元未満株を取引できる、おすすめの証券会社を紹介します。

証券会社名取引手数料取扱銘柄おすすめポイント
LINE証券取引価格の0.2~1.0%(スプレッド)1,000以上の国内上場銘柄・スマホで簡単に操作できる
・手数料0円のサービスが多い
・タイムセールでお得に株式を買える
SBIネオモバイル証券1ヵ月あたり220円~5,500円東証、名証、札証、福証の上場銘柄
(※東証以外は売却のみ)
・手数料が月額制でわかりやすい
・ミニ株の買付手数料が0円
・IPO株も1株から申し込める
SBI証券約定代金×0.55%
(※翌月下旬に全額キャッシュバック)
東証、名証、札証、福証の上場銘柄
(※東証以外は売却のみ可能)
・細かい企業分析が可能
・24時間いつでも発注できる
・テーマを指定するだけで手軽に分散投資が可能
PayPay証券約定代金×0.5~1.0%国内・海外の上場銘柄・大手との共同経営だから安心
・1,000円からの少額投資が可能
・少額取引の手数料が業界最安水準
auカブコム証券約定代金×0.55%
(※最低手数料52円)
東証、名証、札証、福証の上場銘柄
(※札証と福証は売却のみ可能)
・Pontaポイントをつかえる
・プレミアム積立なら手数料無料
・配当金の受け取りも可能
マネックス証券買付:手数料無料
売却:約定代金×0.55%
国内の上場株式・ミニ株の買付手数料が0円
・NISA口座も対象
・配当金や株主優待も受けられる
日興フロッギー買付:約定代金の0~1.0%
売却:約定代金の0.5~1.0%
国内の上場株式・100万円以下の取引は買付手数料が0円
・記事から株式を取引できる
・投資に役立つ情報が充実
岡三オンライン証券現物取引と同様
(1日の約定代金100万円までは無料)
東証、名証、札証、福証の上場銘柄
(※札証と福証は売却のみ可能)
・約定金額によっては取引手数料が無料
・手数料プランを2つのコースから選べる
・配当や株主優待も受けられる

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LINE証券はアプリで簡単操作

LINE証券は、普段お使いの「LINEアプリ」から直接アクセスできる証券会社です。

申し込みや取引などをアプリ上で完結できるため、スマホの扱いに慣れていれば誰でも簡単に取引ができます。

スマホでの発注画面がわかりやすい点も、LINE証券ならではの魅力でしょう。パソコンでの取引がメインの証券会社とは違い、スマホに特化した証券会社なので、画面が小さくても不便さを感じることはありません。

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・LINE証券のミニ株の概要

LINE証券が提供するミニ株の概要は、以下の通りです。

ミニ株の名称いち株
手数料銘柄のグループに応じたスプレッドが発生
(取引価格の0.2~1.0%)
約定注文時の価格で即時成立
取引時間・日中取引:9:00~11:20、11:30~12:20、12:30~14:50
・夜間取引:17:00~21:00
取扱銘柄国内に上場する1,000以上の銘柄
(※2022年2月時点)

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・LINE証券の特徴

LINE証券の主な特徴は、以下の3つです。

・1つのアプリで口座開設から取引まで完結できる
・信用取引の売買手数料が無料
・お得に株式を購入できるタイムセールを開催

LINE証券のサービスはスマホアプリに特化しており、1つのアプリで口座開設から取引まで行えます。

パソコン用ツールや他のアプリをインストールする必要がないので、初心者の方でも簡単に投資を始められます。

信用取引の売買手数料が0円に設定されている点も、LINE証券ならではのメリットです。投資信託やIPO株の購入手数料も無料なので、LINE証券はコストを抑えたい方に最適な証券会社といえるでしょう。

さらに、LINE証券では不定期で「株のタイムセール」が開催され、セール中は対象銘柄の取引価格が3~7%オフになります。購入した銘柄は翌営業日から売却できるため、特に取引が制限されるようなこともありません。

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SBIネオモバイル証券はTポイントで投資できる

SBIネオモバイル証券は、Tポイントを使って投資ができる証券会社です。

国内株の現物取引はもちろん、ミニ株や定期買付サービス、FX(外国為替証拠金取引)などにもTポイントを使えます。

また、1ポイント単位で金融商品の取引に使えるため、少額から投資を始めたい方にもぴったりです。普段からTポイントを貯めている方なら、投資資金が少なくてもさまざまな銘柄を取引できるでしょう。

・SBIネオモバイル証券のミニ株の概要

SBIネオモバイル証券は、以下のようなミニ株のサービスを提供しています。

ミニ株の名称S株
手数料月額制
(1ヵ月あたり220円~5,500円)
約定当日約定のタイミングは1日3回
取引時間売買注文は24時間可能
取扱銘柄東証、名証、札証、福証の上場銘柄
(※東証以外は売却のみ可能)
(※2022年2月時点)

・SBIネオモバイル証券の特徴

SBIネオモバイル証券の主な特徴は、以下の3つです。

・手数料が月額制なのでわかりやすい
・ミニ株(S株)の買付手数料が実質無料になる
・IPO銘柄(新規上場株式)にも1株単位で申し込める

SBIネオモバイル証券の手数料は月額制であり、それ以外の手数料はかかりません。

ミニ株の買付手数料が実質無料になるので、このシステムをうまく利用すれば取引コストをぐっと抑えられるでしょう。

1ヵ月あたりの約定代金合計額手数料(税込)
0~50万円まで220円
50万円超~300万円まで1,100円
300万円超~500万円まで3,300円
500万円超~1,000万円まで5,500円
1,000万円超100万円増加ごとに1,100円

さらにSBIネオモバイル証券は、1株からIPO株に申し込める「ひとかぶIPO」も提供しています。ただし、こちらのサービスは専用アプリ限定なので、利用する際はスマホ用のアプリをインストールしましょう。

SBI証券の手数料は業界最安水準

SBI証券は、業界最安水準の手数料を実現している大手ネット証券です。

国内株の取引では、ユーザーの投資スタイルに合わせて以下の2つのプランを用意しています。

・スタンダードプラン:1回あたりの約定金額によって手数料が決まる。
・アクティブプラン:1日あたりの約定金額によって手数料が決まる。

他にも豊富な商品ラインナップや多機能なツールなど、SBI証券では初心者から上級者まで満足できるサービスが充実しています。

口座開設数は600万を超えており、主要ネット証券ではNo.1です(2021年3月時点)。

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・SBI証券のミニ株の概要

SBI証券のミニ株の特徴は、以下の通りです。

ミニ株の名称S株
手数料約定代金×0.55%
(※翌月下旬に全額キャッシュバック)
約定当日約定のタイミングは1日3回
取引時間売買注文は24時間可能
取扱銘柄東証、名証、札証、福証の上場銘柄
(※東証以外は売却のみ可能)
(※2022年2月時点)

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・SBI証券の特徴

SBI証券の主な特徴は、以下の3つです。

・細かい企業分析が可能
・24時間いつでも売買注文を出せる
・手軽に分散投資ができる「テーマキラー!」を提供

SBI証券は専用のツール・アプリを通して、企業分析に活用できるさまざまな情報を提供しています。

例えば「SBI株アプリ」では、財務分析や株価指標、アナリスト予想などが公開されており、アプリだけで多くの投資情報を収集できます。

24時間いつでも売買注文を出せる点も、SBI証券を利用する大きなメリットです。もちろん「S株」も対象なので、普段は仕事などで忙しい方でも問題なく投資を始められます。

手っ取り早く分散投資をしたい方には、旬のテーマを選ぶだけで複数の企業に一括投資ができる「テーマキラー!(テーマ投資)」があります。こちらもミニ株・単元未満株での購入が可能なので、資金が少ない方でも手軽に投資先を分散できます。

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auカブコム証券はPontaポイントで投資できる!

auカブコム証券は、Pontaポイントをつかって投資ができるネット証券です。

ミニ株・単元未満株に加えて、投資信託も対象に含まれているので、ポイント投資に興味がある方に最適な証券会社といえます。

auカブコム証券は投資信託の保有や各種キャンペーンなど、ポイントをためるためのサービスも充実しています。

他にも魅力的なキャンペーンが多く開催されているため、お得に投資を始めたい方は口座開設を検討してみましょう。

・auカブコム証券のミニ株の概要

auカブコム証券は、以下のようなミニ株のサービスを提供しています。

ミニ株の名称プチ株®︎
手数料約定代金×0.55%
(※最低手数料52円)
約定当日約定のタイミングは1日3回
取引時間売買注文は24時間可能
取扱銘柄東証、名証、札証、福証の上場銘柄
(※札証と福証は売却のみ可能)
(※2022年2月時点)

・auカブコム証券の特徴

auカブコム証券には、以下のような特徴があります。

・1株から取引できる
・プレミアム積立(プチ株)は手数料が無料になる
・ミニ株でも配当金や株式分割の割り当てがある

auカブコム証券のプチ株では、1単元が100~1,000株の銘柄でも1株から取引できます。

また、プレミアム積立(※)でプチ株を利用する場合は、買付手数料が一切かかりません。

※毎月500円以上から積立投資ができるサービス。口座からの引き落としによって毎月自動的に積み立てられる。

配当金や株式分割の割り当てがある点も、auカブコム証券ならではのメリットです。割り当てによって保有株式数が1単元を超えた場合、それ以降は単元株として取引できます。

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ミニ株・単元未満株の銘柄選びのポイント

ミニ株・単元未満株の銘柄選びでは、以下のポイントを意識することが大切です。

○銘柄選び(ミニ株・単元未満株)のポイント
・企業の情報を収集する
・配当利回りが高い銘柄を選ぶ
・重視する利益(キャピタルゲイン、インカムゲイン)を慎重に見極める

それぞれについて詳しく解説します。

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配当利回りが高い銘柄を選ぶ

安定した資産運用を目指している方には、配当利回りが高い銘柄をおすすめします。

配当利回りとは、株価に対する配当金の割合のことで、「1株あたりの年間配当額÷現在の株価」で計算できます。例えば、株価が3,000円で配当金が1株あたり30円の場合は、配当利回りが1%になります。

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キャピタルゲインとインカムゲインのどちらを重視するか

投資で得られる利益には「キャピタルゲイン」と「インカムゲイン」があり、どちらを重視するかによって選ぶ銘柄が変わります。投資の方向性にも関わるため、重視する利益は早めに決めておきましょう。

・キャピタルゲイン、インカムゲインとは?

キャピタルゲインとは、株式などの投資商品を売買することによって生じる利益のことです。

例えば、1,000円で購入した銘柄を1,500円で売却した場合は、売買差益の500円(手数料や税金などは除く)がキャピタルゲインにあたります。

一方で配当金や株主優待のように、投資商品を保有することで生じる利益はインカムゲインと呼ばれます。

○株式投資における利益の種類
・キャピタルゲイン:株式などの売買差益のこと。一度の取引でも大きな利益を狙いやすい。
・インカムゲイン:配当金や株主優待などのこと。中長期の投資に向いている。

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1株単位で株主優待を受けられる銘柄を選ぶ

インカムゲインを狙う場合は、1株単位で株主優待を受けられる銘柄を探しましょう。

国内株には、株主優待の付与条件を「50株以上」や「100株以上」に設定している銘柄があります。このような銘柄では、ある程度まとまった資金がないと株主優待を受けられません。

1株から株主優待を受けられる銘柄も少なくないので、国内株を購入する際はしっかり情報を収集することが大切です。

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ミニ株・単元未満株についての口コミ

「評判を見てから始めたい」という方のために、ミニ株・単元未満株についての良い口コミ・悪い口コミを紹介します。

ミニ株・単元未満株についての良い口コミ

まず、良い口コミをいくつか紹介します。少額から始められることに満足している口コミが多いようです。

ミニ株・単元未満株についての良い口コミ

60代 会社員 S・Kさん

入会ハードルが低い

企業の単元株数に満たない価格で株の売買ができるので、投資金額が少ない方や初心者の方にはとても株の投資がしやすくなると思いますので便利だと思います。国内の証券会社も比較的これらの株の取り扱いをやっているようですし、中には手数料無料という所もあるようなので、これから初めて株の投資をしようとする方には一度経験してみると良いと思います。

30代 会社員 Y.F

取引の手軽さが魅力

ネット証券の取引高ナンバーワンのSBI証券は知名度も十分にあるので、安心して口座開設や取引ができました。取り扱っている銘柄も多く、手数料が無料なのも魅力的でした。チャートも見やすく、投資に役立つニュースの掲載もスピーディーで、知りたい情報をいち早くキャッチできるところも良かったです。取引ページも見やすく操作も簡単なので、幅広い年代の方にもストレスなく売買ができると思います。

50代 自営業 Hさん

小さな金額で大企業に投資できる

単元株だと購入するのに大きな資金が必要な企業でも、ミニ株や単元未満株を利用すれば少額で購入できる点がメリットです。小さな額であれば、たとえ株価が下がっても損失は少なくて済みます。また、1回の購入金額が少ないため、日にちを置いて何度も分けて分散購入することが可能で、その点でも無理のない投資ができます。

30代 会社員 Y・Mさん

少ない元金で投資に挑戦できます

ミニ株の良い点は少ない元金から株を購入できるところです。私は100円からスタートをして、今では毎月1銘柄ずつ購入するのが趣味になりました。しかもミニ株を提供している証券会社であれば必ず専用のスマホアプリを用意されているので、そのアプリを使って現在の保有株を見たり売買できるのも便利です。

30代 無職 Y.Fさん

投資資金が少額で済む

通常、株式は100株単位で取引を行うため、投資の額が大きくなってしまいます。単位未満株であれば、1株単位で購入できるので、投資資金が少額で済む他、配当金も受け取ることができるため、最初から大きな額を動かすことに不安がある人にはおすすめできます。

ミニ株・単元未満株についての悪い口コミ

続いて、悪い口コミをいくつか紹介します。元手に余裕がある人は、通常の単元株売買を検討してみてもよいかもしれません。

ミニ株・単元未満株についての悪い口コミ

20代 会社員 K・Tさん

初心者向けのサービス

日本株の売買手数料が条件付きであるものの無料という証券会社もある中でミニ株・単元未満株の売買手数料が有料であり、しかも、単元株の株式売買手数料に比べると割高に設定されているので、ミニ株では単元株売買のような取引は行えません。
その上、実際に株式の購入や売却も指値注文もできません。

30代 会社員 Y.T

試しに始めるのはおすすめ

元々資金がある人は単元未満株でこつこつやるのは時間がかかるだけなので、あえて単元未満株でやる必要はない。配当金はもらえるが株主優待の対象にはならず、単元株まで積み立てるまで少額でこつこつやっている方には優待狙いは難しい。あと手数料が高くなる証券会社が多いので証券会社選びは慎重にしないといけない

50代 無職 N.Yさん

ミニ株は思った価格で売買できない!

ミニ株のデメリットは売買時において指値(投資家が買いたい値もしくは売りたい値)で取引ができません。全証券会社のシステムがこのように成っています。指定した値より高い値だと費用が嵩みますし低い値なら儲けが減ります。タイミングが難しいので買いたいもしくは売りたい銘柄の株価の値動きを毎日チェックする必要があります。

コメントしている専門家

たぱぞう様

>月間100万超のPVを誇る投資ブログ「たぱぞうの米国株投資」を運営。2000年に日本株投資を始めるも資産を大きく伸ばせずにいたが、2010年から米国株投資をスタートすると、その後は順調に資産を拡大。2016年~2017年にかけて資産は1億円を突破し、不動産や太陽光発電への投資を含めた現在の金融資産は4億円を超える。基本的な資産運用術をブログで公開するほか、投資顧問会社のアドバイザーや米国株セミナーなど多方面で活躍中。著書に「図解でよくわかる米国株投資」(きずな出版)ほか。
Twitter:@tapazou29
ブログ:たぱぞうの米国株投資