iDeCo(イデコ)の始め方を初心者向けに解説!賢く運用するためのポイントや考え方
(画像=yu_photo/stock.adobe.com)

SBI証券は、国内でトップクラスの口座開設数と商品ラインナップを誇る証券会社です。ネット上の広告やCMなどを見て、サービスやサポートが気になっている方も多いのではないでしょうか。

今回は手数料などを中心に、SBI証券の特徴や他社との比較などをまとめました。利用するメリット・デメリットもわかりやすく解説するので、口座開設先を探している方はぜひ参考にしてください。

目次

  1. SBI証券について
  2. 証券会社でかかる手数料とは?
  3. SBI証券の手数料について
  4. 他の証券会社との比較
  5. SBI証券で手数料を無料にするためには?
  6. SBI証券のメリットとは?
  7. SBI証券のデメリットとは?
  8. SBI証券の口座を開設してみよう
  9. SBI証券は初めてのネット証券でも安心!

SBI証券について

まずは、SBI証券の特徴を簡単に紹介します。

○SBI証券の特徴
・国内ネット証券では圧倒的な口座開設数(700万口座以上)
・業界最安水準の取引手数料
・外国株式を豊富に取り扱う(9ヵ国)
・主幹事も含めてIPOの実績が豊富
・NISAやiDeCoにも対応

SBI証券は、充実した商品ラインナップやお得な手数料が魅力の証券会社です。ネット証券では国内最大級であり、初心者から上級者まで幅広い層から支持されています。

証券会社でかかる手数料とは?

SBI証券の手数料をチェックする前に、まずは証券会社でかかる手数料を整理しておきましょう。証券会社の手数料は、「売買委託手数料」「入出金手数料」「口座管理手数料」の3つに大きく分けられます。

売買委託手数料

「取引手数料」とも呼ばれる、金融商品を売買する際に発生するコストです。利用する証券会社によっては、複数の手数料プランが用意されています。

入出金手数料

証券口座への入出金にかかる手数料です。証券会社によっては、入出金手数料が無料に設定されているところもあります。

口座管理料

証券口座の維持・管理にかかる手数料です。ネット証券の多くは、口座管理料を無料に設定しています。

SBI証券の手数料について

SBI証券の国内株取引では、以下の2つのプランが用意されています。

・スタンダードプラン:1注文の約定代金で手数料が決まるプラン
・アクティブプラン:1日の約定代金で手数料が決まるプラン

それぞれどのような仕組みなのか、実際の料金体系をチェックしていきましょう。

スタンダードプラン

1注文の約定代金現物取引信用取引
5万円まで55円99円
10万円まで99円
20万円まで115円148円
50万円まで275円198円
100万円まで535円350円
150万円まで640円
3,000万円まで1,013円
3,000万円超1,070円
(※手数料はいずれも税込)

スタンダードプランでは、国内株式を注文するたびに手数料が発生します。約定代金が高くなるほど手数料も高くなる仕組みですが、1注文の約定代金が3,000万円を超えると手数料は一律になります。

アクティブプラン

1日の約定代金現物取引信用取引
100万円まで0円0円
200万円まで1,238円880円
300万円まで1,691円100万円ごとに440円増加
300万円超100万円ごとに269円増加
(※手数料はいずれも税込)

アクティブプランでは、1日の約定代金が100万円を超えない限り手数料がかかりません。取引回数の制限も設けられていないため、アクティブプランは少額取引を繰り返す方に向いています。

ただし、スタンダードプランのような上限額はないため、1日の約定代金が高額になりやすい方は注意してください。

他の証券会社との比較

以下の表は、SBI証券と他の証券会社の手数料を比較したものです。1注文の約定代金で手数料が決まるものを「従量制」、1日の約定代金で手数料が決まるものを「定額制」として記載しています。

証券会社名SBI証券楽天証券マネックス証券GMOクリック証券auカブコム証券松井証券DMM株岡三オンラインSBIネオトレード証券LINE証券
従量制(10万円)99円99円99円90円99円88円108円88円99円
従量制(50万円)275円275円275円260円275円198円385円198円275円
従量制(100万円)535円535円640円460円535円374円660円374円535円
定額制(10万円)0円0円550円0円0円0円0円0円
定額制(50万円)0円0円550円0円0円0円0円0円
定額制(100万円)0円0円550円0円0円1,100円0円0円
無料サービス等25歳以下は現物取引手数料が無料大口優遇は信用取引手数料が無料25歳以下は現物取引手数料が無料25歳以下は現物取引手数料が無料25歳以下は現物取引手数料が無料25歳以下は現物取引手数料が実質無料
(※手数料はいずれも税込)

現物取引で従量制の場合

まずは、1注文ごとの約定代金で手数料が決まる「従量制プラン」を比較してみましょう。なお、松井証券は従量制プランを提供していないため、以下の表から除外しています。

証券会社名SBI証券楽天証券マネックス証券GMOクリック証券auカブコム証券DMM株岡三オンラインSBIネオトレード証券LINE証券
5万円55円55円55円50円55円55円108円50円55円
10万円99円99円99円90円99円88円108円88円99円
30万円275円275円275円260円275円198円385円198円275円
50万円275円275円275円260円275円374円385円374円275円
100万円535円535円535円460円535円374円660円374円535円
300万円1,013円1,013円1,013円880円3,069円660円1,650円660円1,013円
500万円1,013円1,013円1,013円880円4,059円880円2,310円880円1,013円
(※手数料はいずれも税込)

現物取引で定額制の場合

次に、1日の約定代金で手数料が決まる「定額制プラン」の料金を比較します。マネックス証券以外は、一定の金額まで手数料がかからない仕組みになっており、特にSBIネオトレード証券は安い料金体系を実現しています。

なお、DMM株とLINE証券は定額制プランを提供していないため、以下の表から除外しています。

証券会社名SBI証券楽天証券マネックス証券GMOクリック証券auカブコム証券松井証券岡三オンラインSBIネオトレード証券
5万円0円0円550円0円0円0円0円0円
10万円0円0円550円0円0円0円0円0円
30万円0円0円550円0円0円0円0円0円
50万円0円0円550円0円0円0円0円0円
100万円0円0円550円0円0円1,100円0円0円
300万円1,691円3,300円2,750円1,691円3,300円3,300円1,980円1,540円
500万円2,281円5,500円5,500円2,281円5,500円5,500円3,080円2,130円
(※手数料はいずれも税込)

信用取引で従量制の場合

国内株式の信用取引については、SBIネオトレード証券とLINE証券の2社が手数料0円のプランを提供しています。次いで手数料が安いのは、約定代金5万円から300万円まで定額(88円)のDMM株です。

証券会社名SBI証券楽天証券マネックス証券GMOクリック証券auカブコム証券DMM株岡三オンラインSBIネオトレード証券LINE証券
5万円99円99円99円97円99円88円108円0円0円
10万円99円99円99円97円99円88円108円0円0円
30万円198円198円198円187円198円88円330円0円0円
50万円198円198円198円187円198円88円330円0円0円
100万円385円385円385円264円385円88円550円0円0円
300万円385円385円385円264円385円88円1,100円0円0円
500万円385円385円385円264円385円0円1,320円0円0円
(※手数料はいずれも税込)

信用取引で定額制の場合

信用取引の定額制プランにおいても、SBIネオトレード証券が最も安いことがわかります。また、マネックス証券以外は、1日の約定代金が50万円を超えない限り手数料がかからない仕組みになっています。

証券会社名SBI証券楽天証券マネックス証券GMOクリック証券auカブコム証券松井証券岡三オンラインSBIネオトレード証券
5万円0円0円550円0円0円0円0円0円
10万円0円0円550円0円0円0円0円0円
30万円0円0円550円0円0円0円0円0円
50万円0円0円550円0円0円0円0円0円
100万円0円0円550円0円0円1,100円0円0円
300万円1,320円3,300円2,750円1,320円3,300円3,300円1,430円0円
500万円2,200円5,500円5,500円2,200円5,500円5,500円2,090円0円
(※手数料はいずれも税込)

SBI証券で手数料を無料にするためには?

SBI証券を利用する場合は、プランの選び方やサービスの使い方を工夫することで、手数料を無料にできる可能性があります。どのように工夫をするべきなのか、以下で2つの方法を紹介します。

アクティブプランを選ぶ

SBI証券のアクティブプランでは、1日の約定代金が100万円以下であれば手数料がかかりません。信用取引も同様なので、少額のトレードを中心に行う方はアクティブプランを検討するとよいでしょう。

○アクティブプランで手数料が0円になる人・なりやすい人
・1日の約定代金が100万円以下の人(国内株式)
・少額取引を中心に行う人
・1株あたりの価格が安い銘柄を狙っている人 など

ただし、SBI証券では1日の約定代金が100万円を超えると、スタンダードプランのほうがお得です。プランは変更することができるので、初心者の方はまずアクティブプランに加入し、投資に慣れてきたらスタンダードプランに切り替えることをおすすめします。

NISAを利用する

SBI証券のNISA口座では、以下の2つの手数料が無料です。

無料になる手数料対象商品など
国内株式の売買手数料成人NISA口座で購入した現物株式、ETF、ETN、REITなど(※単元未満株は対象外)。
海外ETFの買付手数料成人NISA口座で買い付けた海外ETF(※売却手数料は対象外)。

いずれの手数料も恒久的に無料であり、約定代金などの要件は設けられていないため、NISA口座を開設するだけで大きなメリットを得られます。

ただし、NISA口座を利用する場合は、年間の非課税投資枠に注意しなければなりません。一般NISAの非課税投資枠は年間120万円ですが、取引金額がこの枠を超えると通常と同じ売買手数料がかかります。

なお、NISAの対象商品には信用取引や現引き、現渡しで取引できるものは含まれていません。人によっては投資の幅が狭まることがあるので、NISA口座を開設する前に取扱商品を確認することをおすすめします。

SBI証券のメリットとは?

SBI証券の主なメリットは、以下の6つです。

○SBI証券のメリット
・業界最安水準の手数料の安さ
・スマホやPCで使える取引ツールが充実している
・Pontaポイントなどをためられる
・つみたてNISAやiDeCoに対応している
・外国株の種類が豊富
・IPO取扱銘柄数はネット証券トップクラス

それぞれについて、詳しく解説します。

業界最安水準の手数料の安さ

SBI証券の手数料は、業界でもトップクラスの安さです。中でも現物取引の定額制(アクティブプラン)はお得で、上の比較表ではSBIネオトレード証券に次ぐ安さになっています。

従量制のスタンダードプランについても、業界ではリーズナブルな料金設定といえるでしょう。つまり、いずれのプランも業界最安水準なので、SBI証券は初心者から上級者までコストを抑えやすい証券会社といえます。

また、加入プランを1日1回まで変更できることも、手数料の安さにつながります。その日の投資スタイルに合わせてプランを変更すれば、さらにコストを抑えながら金融商品を取引できます。

スマホやPCで使える取引ツールが充実している

SBI証券はサービスの利便性を高めるために、さまざまなアプリ・ツールを提供しています。

金融商品利用できる取引アプリ・ツール
国内株・外国株・HYPER SBI 2
・HYPER SBI
・SBI証券 株 アプリ
・SBI証券 米国株 アプリ
・国内株式向けスマートフォンサイト
・My資産
投信積立・かんたん積立 アプリ
・投資信託向けスマートフォンサイト
FX・HYPER FXアプリ
CFD・取引CFD アプリ -くりっく株365
iDeCo・iDeCo向けスマートフォンサイト

中でも特筆すべきは、スマートフォンだけで情報収集から分析、取引まで完結できる環境が整えられていること。例えば、「SBI証券 株 アプリ」には発注機能に加えて、決算や速報ニュース、適時開示などをチェックできる情報ツールとしての機能も備わっています。

パソコン用の「HYPER SBI」は、先物オプションも取引できる優れものです。業種別や個別銘柄のランキングなど、投資初心者をサポートする機能も充実しているため、パソコンをお持ちの方はぜひ利用してください。

Pontaポイントなどをためられる

SBI証券はポイントサービスが充実しており、以下のようにさまざまな取引がポイント(Pontaポイント・Tポイント・dポイント)付与の対象になっています。

○SBI証券のポイント対象
・国内株式の購入や入庫
・投資信託の購入や保有
・金銀プラチナの購入
・新規口座の開設
・新規ユーザーの紹介

取引によって貯めたポイントは、1ポイント=1円として投資信託の購入にも使えます。日常的にこれらのポイントを利用している方であれば、効率的に資産を運用できるでしょう。

つみたてNISAやiDeCoに対応している

つみたてNISAやiDeCoは、長期の資産形成方法として幅広い層から注目されている制度です。SBI証券はこれらの制度にも対応しており、取扱商品数などのサービス面も充実しています。

項目つみたてNISAiDeCo
取扱商品数178銘柄87銘柄(元本確保型を含む)
最低積立金額100円5,000円
積立頻度毎日、毎週、毎月毎月
手数料の無料サービス国内株式売買、海外ETF買付、投資信託売買口座開設手数料、運営管理手数料
(※2022年3月時点)

中でもつみたてNISAの銘柄数は、ネット証券でトップクラスです。信託報酬などが安いものを中心に取り扱っているので、SBI証券のサービスはコストを抑えて長期で運用したい方にも最適です。

外国株の種類が豊富

外国株の種類が圧倒的に多いことも、SBI証券ならではの魅力です。2022年3月現在、米国や中国、韓国、ロシア、ベトナム、インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシアの計9ヵ国の株式を取り扱っています。

証券会社名外国株の取扱状況
SBI証券取扱国数:9ヵ国
米国株の銘柄数:5,135銘柄
楽天証券取扱国数:6ヵ国
米国株の銘柄数:4,760銘柄
DMM株取扱国数:1ヵ国
米国株の銘柄数:1,627銘柄
(※2022年3月時点)

上の表を見るとわかるように、SBI証券は外国株の取扱国数だけではなく、米国株の銘柄数も多いです。韓国を始め、国内では取り扱っているところが少ない外国株も取り扱っているので、SBI証券を利用するだけで投資の幅はぐっと広がります。

IPO取扱銘柄数はネット証券トップクラス

ネット証券の中でも、SBI証券はIPOの実績が特に豊富です。2021年は122社のIPOを取扱い、そのうち21社の主幹事を務めました。

○IPOとは?
「Initial Public Offering」の略で、「新規上場株式」や「新規公開株」と訳される。IPO銘柄は上場直後に株価が上がりやすいため、幅広い層の投資家から人気を集めている。特に人気が高いIPO株は抽選が実施され、基本的には当選した人しか購入できない。

SBI証券はIPO抽選に外れた方に対して、「IPOチャレンジポイント」と呼ばれる独自のポイントを付与しています。この制度では、抽選に外れるたびにポイントが貯まり、そのポイントを使って次回のIPOに申し込むと当選確率が上がります。

SBI証券では、配分されたIPO銘柄の60%は厳正かつ公平な抽選によって当選者が決められるので、初心者の方にも当選のチャンスがあります。

SBI証券のデメリットとは?

一方で、SBI証券には以下のようなデメリットがあります。

○SBI証券のデメリット
・インターネットでしか取引ができない
・デモ用の口座がない
・米国株取引と日本株取引が1つのアプリで管理できない

いずれも資産運用に影響するデメリットなので、しっかり確認しておきましょう。

インターネットでしか取引ができない

SBI証券はネット証券なので、大手証券会社のような実店舗は構えていません。取引はもちろん、その他サービスの利用や問い合わせなどもインターネットを介すことになるので、対面式に慣れている方は不安を覚えるかもしれません。

特に専任担当者がつかないことは、利用者の不安につながりやすいポイントでしょう。専任担当者が付く店舗型の証券会社では、資産運用に関する相談に乗ってもらえるだけでなく、おすすめの金融商品やIPO銘柄を紹介してもらえることもあります。

ただし、SBI証券はサポートにも力を入れており、過去の受賞歴を見ると外部機関からも高い評価を受けていることがわかります。

○SBI証券の主な受賞歴
・「みんなの株式 2021年ネット証券年間ランキング」で7年連続総合1位
・HDI-Japan主催の「問合せ窓口格付け」「Webサポート格付け」で三ツ星を獲得
・「企業電話応対コンテスト」に9年連続で入賞
・「コンタクトセンター・アワード2019」でオペレーション部門賞を受賞
・「2017 CRMベストプラクティス賞」を受賞 など

コンテストによって評価基準は異なりますが、いずれも顧客に対するサポート体制を評価するものなので、SBI証券では非対面式でも手厚いサポートを期待できます。

また、実店舗を構えないことが業界最低水準の手数料につながっているため、非対面式はユーザーにとってもメリットがあります。問い合わせ窓口もきちんと用意されているので、証券会社の利用経験がなくても安心して利用できるでしょう。

デモ用の口座がない

デモ用の口座とは、仮想マネーを使いながら実際の相場で取引ができるサービスのことです。デモ用口座はノーリスクで投資の疑似体験ができるので、初心者が知識やノウハウを学ぶ場として最適です。

しかし、SBI証券にはデモ用口座がありません。最初から自分の資金で投資を行う必要があるため、特に初心者の方は不安を覚えることもあるでしょう。

ただし、SBI証券は少額取引ができるサービスが充実しています。例えば、株式投資では1株から取引できる「S株」が用意されているので、自分の意思で投資資金を少なくすれば、リスクを抑えながら投資の経験を積めます。

米国株と日本株を1つのアプリで取引できない

SBI証券が提供している「SBI証券 株アプリ」では、米国株を取引することができません。取引できるのは国内株式のみであり、その他の外国株も同様です。

「SBI証券 米国株アプリ」にも、国内株を取引できる機能がありません。つまり、スマートフォンを使って米国株と国内株を取引するためには、この2つのアプリを使い分ける必要があります。

ちなみに、パソコン用ツール「HYPER SBI」も外国株や投資信託に対応していないので、国内株以外を取引したい方は対応しているツール・アプリを確認しておきましょう。

SBI証券の口座を開設してみよう

SBI証券は実店舗型の証券会社ではないため、「申し込み方がわからない」という方もいるでしょう。そのような方に向けて、口座開設の流れや必要書類、入金方法などをわかりやすく解説します。

ここまで読んでSBI証券に興味を持った方は、以下を参考にして申し込み手続きを進めてください。

口座開設の流れ

SBI証券で口座を開設することを決めたら、まず公式サイトにアクセスをします。トップページに「口座開設はこちら」と表示されているため、そこから次のページへ進みましょう。

メールアドレスや氏名などを入力したら、各種規約を確認します。小難しい文章が並んでいますが、利用時のルールなどが記載されているため、最後まできちんと読みましょう。

その後口座開設方法を選びますが、「郵送で口座開設」を選ぶと取引開始までに10営業日ほどかかります。また、必要書類を郵送でやり取りすることになるので、急いでいる方にはおすすめしません。

少しでも早く口座を開設したい方は、最短で翌営業日に取引が開始される「ネットで口座開設」を選びましょう。

必要書類

「ネットで口座開設」を選ぶと、ユーザーネームとログインパスワードが発行されます。ログイン画面に進んでこれらを入力し、本人確認書類の提出に移りましょう。

提出する書類は、選択する提出方法によって変わります。

提出方法必要になる書類
スマートフォンで撮影して提出・マイナンバーカード
・通知カード+運転免許証
郵送で提出・マイナンバーカード+本人確認書類1点
・通知カード+本人確認書類2点

○本人確認書類として認められるもの
・運転免許証
・運転経歴証明書
・住民基本台帳カード(写真あり)
・日本国パスポート
・住民票の写し
・健康保険証
・印鑑証明書
・在留カードや特別永住者証明書

できるだけ手間を省きたい方には、スマートフォンの撮影による提出をおすすめします。この方法であれば、インターネット上ですべての手続きを完結でき、最短で翌営業日に取引を開始できます。

ただし、マイナンバーカードや運転免許証については「有効期限内であること」を確認しておきましょう。また、事前に入力した住所と一致していない書類は使用できないため、その点にも注意しながら準備を進めてください。

入金方法

証券口座が開設されたら、口座に入金すると取引を開始できます。入金には以下の4つの方法があるため、都合が良いものを選びましょう。

入金方法主な特徴
即時入金・手持ちの銀行口座を使って、ネット上で入金手続きを行う
・24時間対応している
・入金が即時に反映される
・振込手数料が無料
リアルタイム入金・ネット上で入金手続きを行う
・口座振替登録済の金融機関が必要
・入金が即時に反映される
・振込手数料が無料
銀行振込・銀行窓口やATMなどから振込を行う
・反映まで約1時間かかる
・利用時間や振込手数料は金融機関によって異なる
振替入金・ゆうちょ銀行口座を使って、ネット上で入金手続きを行う
・反映まで約11時間かかる
・24時間対応している
・振込手数料が無料

どの方法を選んでも問題ありませんが、スピードを重視する方は入金が即時に反映される方法、コストを抑えたい方は振込手数料が無料の方法を選びましょう。

SBI証券は初めてのネット証券でも安心!

SBI証券の手数料は業界最低水準であり、外国株を始めとした商品ラインナップも充実しています。また、窓口などのサポート体制も整備されているため、ネット証券の利用経験がない方でも安心して利用できます。

本記事を通して興味を持った方は必要書類などを準備して、早速申し込み手続きを始めてみましょう。