格安SIMだけじゃない!スマホ代を節約する5つの裏技
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毎月かかるスマホ代、安く抑えたいと感じる人は多いですよね。最近では、大手キャリアと比べて安価な格安SIMが浸透してきました。しかし、スマホ代を節約するには別の方法もあります。そこで本記事では、格安SIMへの切り替え以外にもできる節約術を紹介します。

目次

  1. スマホ代を節約するメリット
  2. スマホ代を節約する5つの裏技
  3. 自分にできる節約術から始めよう


スマホ代を節約するメリット

節約の基本的なテクニックは、「固定費の見直し」です。家計における固定費とは、「家賃」や「住宅ローン」といった住居費や、「電気代」「ガス代」などの水道光熱費、「電話代」や「スマホ代」などの通信費、「車の維持費」、「保険料」などが挙げられます。

「食費」や「日用品費」を含む変動費と違い、固定費は一度の見直しだけで、継続して一定のコストを削減できます。生活の中で常に節約を意識しなくても、継続的かつ効率的に日々のコストを削減できるのがメリットです。

固定費の中でもスマホ代は、スマホを持つ家族の人数に大きく左右されます。その分、節約に成功すれば、見直しによる節約効果が大きくなります。

スマホ代を節約する5つの裏技

冒頭でも説明した通り、スマホ代を節約する方法の中でよく知られているのは「携帯キャリアの見直し」です。大手キャリアから、テレビCMなどで話題の「格安SIM」に乗り換える人も増えてきました。

格安SIMは大手キャリアの通信回線を借りているため、低価格で通信サービスを利用することができます。通信データ量によっては、月額1,000円程度で利用できるプランもあります。

一方で、端末の支払いが残っていてキャリアを変更できないという人や、格安SIMは実店舗の数が少ないためにサポートがないと不安という人もいるかもしれません。しかし、スマホ代を節約する方法は他にもあるのです。

ここからは、スマホ代を節約する5つの裏技を紹介していきます。

裏技①:オプションの見直し

まずは、スマホの「オプションサービスの見直し」から始めてはいかがでしょうか。スマホを契約する際は、オプションに加入することで割引が受けられたり、店員からオプションへの加入をおすすめされたりした経験があると思います。

最初に加入したオプションは、利用していなくても毎月料金が発生します。請求料金を見直し、不要なオプションは解約しましょう。ただし、一度解約すると再加入できないものもあるので、本当に必要かどうかを見極める必要があります。

裏技②:通信速度の変更

最近では、通信速度が超高速・通信量が大容量の第5世代移動通信システム(5G)対応のスマホが多く普及しています。5Gは4Gと比べて通信速度が格段に速いと言われています。

サクサクとした快適な通信が必要なオンラインゲームや動画をあまり楽しむことがなく、インターネットの使用頻度も低いのであれば、設定画面から通信速度を手動で「低速」にしてみるという方法があります。動作はやや遅くなりますが、月の通信量は少なくなりやすいため、安い料金プランに変更しやすくなります。

裏技③:ポケットWi-Fiの活用

毎月の通信量が多い人や、一人暮らしの人におすすめなのがポケットWi-Fiです。ポケットWi-Fiは固定回線と異なり、工事が不要なため初期費用が抑えられます。小型で軽量な端末はどこにでも持ち運べるので、自宅や外出先でも、速度制限を気にすることなく利用できます。

ただし、固定回線と比べると、通信速度が不安定になりやすいというデメリットを考慮する必要があります。

裏技④:同期をオフにする

スマホに入っているアプリなどは、自動同期がオンになっている可能性があります。自動同期がオンになっていると、気付かないうちにデータ通信量を消費しているかもしれません。

スマホの設定画面から自動同期するアプリを最小限に留め、自動更新は「Wi-Fi接続時のみ」に設定することで、通信量を節約することができます。

裏技⑤:ポイントを有効活用する

最後に、ポイントを活用することで家計への負担も実質的に減らす方法です。例えば、auのスマホ利用者はau PAYカードでスマホ代を支払うと、Pontaポイントがたまります。反対に、たまったポイントをスマホ代の支払いにつかうこともできます。

またPontaポイントは「auでんき」の利用でもたまります。スマホ代や電気代などの固定費を節約しながら、ポイントを賢くつかうこともできます。

自分にできる節約術から始めよう

スマホのオプション見直しや設定を変えるなど、少しの工夫でスマホ代は節約できます。小さな節約でも、年間で見れば固定費の削減にかなり貢献するかもしれません。まずは、スマホの利用状況を確認して、自分ですぐできることから始めてみてはいかがでしょうか。