ポイント投資なら怖くない!手軽に投資デビュー
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「投資に興味はあるがリスクがあるので怖い」――。こんな方、読者の中にも多いのではないでしょうか。そこでおすすめするのが、「ポイント投資」による投資デビューです。買い物をして受け取ったポイントなら、損失が出ても自分の資産は減らないので、気軽に始められます。今回は、ポイント投資の方法について解説します。

目次

  1. PontaポイントはSBI証券で投資ができる
  2. ポイント投資なら失敗も怖くない
  3. さまざまな共通ポイントでポイント投資ができる
  4. ポイント投資のメリット
  5. ポイント投資のデメリット・注意点
  6. 老後のための資産運用の入り口に

PontaポイントはSBI証券で投資ができる

PontaポイントはSBI証券で投資を行うことができます

ポイントで購入できる投資信託は「100円」から購入できるため少額から投資可能です。 さらに、SBI証券なら新規口座開設の際、100ポイントを貰えるため、そのポイントで投資をすれば、実質タダで投資にチャレンジすることができます。

また取引に応じてPontaポイントをためることも出来るため、Pontaユーザーにはおすすめの証券会社です。

Pontaポイントで株式投資ができる

ポイント投資なら失敗も怖くない

冒頭で触れたように、投資にはリスクがつきものです。保有している株式の価格が値下がりすれば、あなたの資産は減ります。不動産投資でも、将来高く売れることを見越して購入したマンションの価値が下がれば、損失が発生します。

しかし、日本経済や世界経済の流れを読みつつ、「分散投資」といったリスクを抑える手法を学べば、着実に成果を残せるようになります。とはいえ、最初は誰もが初心者なので、失敗することもあるでしょう。

人は失敗から学びますが、できれば自分の資産は減らしたくないものです。ポイント投資なら、買い物でもらったポイントを使って株式投資を行うので、何度失敗しても自分の資産は減りません。

失敗から学べば、ポイント投資でも成果を残せる可能性が高まります。ある程度の経験を積んでから自分の資金を使って投資しても、決して遅くはありません。

さまざまな共通ポイントでポイント投資ができる

以前は「ポイント投資」という概念・サービスはありませんでしたが、最近はさまざまな共通ポイントでポイント投資が可能になりました。

1億人以上の会員を持つ共通ポイント「Ponta(ポンタ)」でも、ポイント投資が可能です。パソコンやスマホで証券口座を開設すれば、ポイントを使って株式を1株単位で購入できるだけでなく、投資信託を購入することもできます。保有している株式や投資信託を売却すれば、現金化もできます。

Tポイントやdポイントでも、ポイント投資ができます。共通ポイントによって投資できる金融商品やアプリの使いやすさは異なりますが、まずは自分が貯めている共通ポイントでポイント投資を始めてみるとよいでしょう。

ポイント投資のメリット

続いて、ポイント投資のメリットとデメリットを見ていきます。もともとタダでもらえるポイントを使って投資するため、デメリットはほとんどありませんが、ポイント投資の仕組みを最大限に生かすためには、注意しておきたいことがあります。

まずは、メリットから見ていきましょう。

損失が出ても自分の資産に影響しない

前述の通り、ポイント投資なら損失が出ても自分の資産が減らないことが最大のメリットといえます。失敗から貴重な学びを得られ、将来自分の資産を使った投資をする際の練習にもなります。

おのずと少額投資になるため、精神的なストレスが少ない

ポイント投資であれば、おのずと投資額が少額になります。一度に大きな金額を投資すると大きなストレスを感じますが、ポイント投資にはそれがありません。

ポイント投資のデメリット・注意点

続いて、ポイント投資のデメリットと注意点について説明します。

目的を持たずに投資する銘柄を決めない

デメリットというよりも注意点として覚えておきたいのが、タダでもらったポイントだからといって何も考えずに投資する銘柄を選ぶと、せっかくの学びのチャンスをふいにしてしまうということです。

自分なりに分析を行って銘柄や購入するタイミングを決めてこそ、株価が下がった場合に「この銘柄選択の何がいけなかったのか」「どのタイミングで購入するのがよかったのか」と振り返ることができます。

無駄な買い物をしてしまう

株式投資では、株価が1年間で10倍になることもあります。ポイントで株式を保有する場合でも同じで、株価が高騰した後で現金化すれば、最初にもらったポイントよりも大きな金額を手にすることができます。

しかし、このようにして手にした利益を「あぶく銭」だと思うと、無駄な買い物をしてしまうでしょう。ストレス解消のために買い物をすることは悪いことではありませんが、せっかく増やしたお金なので、大切に使うことをおすすめします。

老後のための資産運用の入り口に

長寿化によって老後の期間が長くなり、それに伴って老後の生活に必要な資金も増えています。そのため、日本政府は税制優遇が魅力の「NISA」(ニーサ)や「iDeCo」(イデコ)といった制度を用意しています。

老後のために資産運用をしたほうがよいとわかっていても二の足を踏んでいる方は、この機会にぜひポイント投資にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。何事も、まず始めてみることが大切です。