
ポイントをつかって投資をする方法には、ポイントのままで疑似運用ができる「ポイント運用」と、現金化してから金融商品を取引する「ポイント投資」があります。このうちポイント運用は証券口座が不要なので、始めるハードルが低い方法といえます。
本記事では代表的なポイント運用サービスと、それぞれの特徴をまとめました。最後までチェックし、普段ためているポイントを有効活用できるサービスを見つけてみましょう。
ポイント運用サービス5選
ポイント運用にはさまざまなサービスがあり、代表的なものとしては以下が挙げられます。
<代表的なポイント運用サービス>
1. StockPoint for CONNECT
2. au PAY ポイント運用
3. ポイント運用 by 楽天PointClub
4. ポイント運用(PayPay内のサービス)
5. 永久不滅ポイント運用サービス
ここからは、各サービスの対象ポイントや最低投資ポイント数などを紹介します。
StockPoint for CONNECT
サービス名 | StockPoint for CONNECT |
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対象ポイント | ・Pontaポイント ・永久不滅ポイント ・ドットマネー ※運用などを行う場合は、キャッシュポイントに変換する必要がある。 |
コース (投資対象) | 100以上の銘柄(株式・ETF)から選べる |
最低投資ポイント数 | 1Pontaポイント〜 |
StockPoint for CONNECTは、Pontaポイントなどをキャッシュポイントに変換することで、100銘柄超の株式やETFを取引できるサービスです。アプリ内の建物が成長したり、配当や優待を知らせてくれるナビゲータが登場したりなどのゲーム要素が盛り込まれているので、初心者でも楽しみながら投資を続けられます。
au PAY ポイント運用
サービス名 | au PAY ポイント運用 |
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対象ポイント | Pontaポイント |
コース (投資対象) | ・投資信託 |
最低投資ポイント数 | 100ポイント〜 |
au PAY ポイント運用は、Pontaポイントで投資信託を運用できるサービスです。面倒な申し込み手続きや手数料は必要なく、アプリまたはWEBから最短60秒でポイント運用を始められます。
また、ポイントは、1ポイント単位で引き出すことができます。引き出したポイントはPontaポイントとしてご利用頂けます。
ポイント運用 by 楽天PointClub
サービス名 | ポイント運用 by 楽天PointClub |
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対象ポイント | 楽天ポイント |
コース (投資対象) | ・アクティブコース ・バランスコース |
最低投資ポイント数 | 100ポイント〜 |
楽天PointClubのポイント運用は、投資信託の「楽天・インデックス・バランス・ファンド」を運用できるサービスです。積極的なリターンを目指す「アクティブコース(株式重視型)」と、安定運用を目指す「バランスコース(債券重視型)」が用意されています。
楽天ポイントは100ポイントから利用できますが、期間限定ポイントは利用できません。楽天経済圏では期間限定ポイントを受け取れるシーンが多いため、通常ポイントと混同しないように気をつけましょう。
ポイント運用(PayPay内のサービス)
サービス名 | ポイント運用 |
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対象ポイント | PayPayポイント |
コース (投資対象) | ・金(ゴールド)コース ・テクノロジーコース ・スタンダードコース ・チャレンジコース ・逆チャレンジコース |
最低投資ポイント数 | 1ポイント〜 |
PayPayのポイント運用では、米国株や金(ゴールド)を対象とした5つのコースが用意されています。コースによって期待できるリターンが異なり、短期投資向けから長期投資向けまでそろっているため、さまざまな方針で運用できます。
コースの中にはリスクが高いコースもあり、「チャレンジコース」では投資対象の値動きに連動して3倍上下します。
永久不滅ポイント運用サービス
サービス名 | 永久不滅ポイント運用サービス |
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対象ポイント | セゾン永久不滅ポイント |
コース (投資対象) | ・投資信託コース(6種類) ・株式コース |
最低投資ポイント数 | 1ポイント〜 |
永久不滅ポイント運用サービスでは、セゾンカードなどでためた永久不滅ポイントを運用できます。このポイント運用サービスでは投資信託コースの種類が多く、国内株や米国株、債券などで運用できる6つのコースが用意されています。
いずれのコースも取引時間が決まっており、投資信託コースは営業日の14時まで、株式コースは14時30分までに申し込む必要があります。毎月一定額の金額を積み立てる積立投資のように、自動でポイントを積み立てて運用するサービスもあります。
普段からためているポイントで運用しよう
クレジットカードやQRコード決済などを支払いに利用していると、徐々にポイントがたまっていきます。そのポイントを支払いに充てるよりも、ポイント運用を行うことで増やした方がお得ではないでしょうか。