お金が増える!メインバンクの選び方4選
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銀行は金利や振込手数料などに違いがあるので、メインバンクを見直すことで手数料などのコストが無料になり、利息によってお金がより増えるかもしれません。本記事では、メインバンクの選び方を4つに分けて紹介します。

目次

  1. メインバンクは「最善」のものを選べている?
  2. メインバンクを選ぶ上で大事なこと
  3. 今からメインバンクを見直してみよう


メインバンクは「最善」のものを選べている?

最善のメインバンクを選べていない場合は、金利や手数料で損をしているかもしれません。

特に自宅から近い銀行を選んでいる人や、「有名だから」という理由で選んでいる人は、損をしている可能性があります。日常的に利用する身近なサービスだからこそ、これを機にメインバンクの見直しを考えましょう。

メインバンクを選ぶ上で大事なこと

メインバンクを選ぶ際には、以下のポイントを確認する必要があります。

<メインバンクを選ぶ上で大事なこと>
・金利の高さ
・ポイントサービス
・手数料の安さ
・使い勝手の良さ

それぞれどのような点を確認すれば良いのか、以下で詳しく見ていきましょう。

金利の高さ

銀行口座の金利は、普通預金や定期預金につく利息の割合を表したものです。例えば、金利0.1%の定期預金に100万円を預け入れた場合は、1年間で1,000円(100万円×0.1%)の利息を受け取れます。ここからさらに税金が差し引かれます。

金利は銀行によって異なり、メガバンクの定期預金は0.001~0.002%程度ですが、ネット銀行では年0.1~0.3%になっているところもあります。

以下では、金利が高い主な定期預金をまとめました。

金融機関名定期預金の名称金利(税引き前)
SBI新生銀行スタートアップ円定期預金3ヵ月もの:年1.0%
1年もの:年0.3%
オリックス銀行スーパー定期3001年もの:年0.15%
3年もの:年0.22%
7年もの:年0.35%
東京スター銀行スターワン円定期預金年0.35%
(※2023年5月時点)

上記の定期預金には、それぞれ最低金額などの利用条件が設定されています。普通預金の金利にも違いがあるので、金利と条件を比較してから口座開設しましょう。

ポイントサービス

取引内容に応じて付与されるポイントも、メインバンクを選ぶ際に確認したい点です。例えば、三菱UFJ銀行ではスーパー普通預金(メインバンク プラス)を利用すると、以下の取引がPontaポイントの付与対象になります。

ポイント付与対象のサービス獲得できるPontaポイント
三菱UFJダイレクトへのログイン毎月5ポイント
クレジットカードの口座振替毎月10ポイント
投信つみたて
外貨つみたて
毎月30 Pontaポイント(1万円ごと)
※最大で毎月300ポイント
運用商品残高50万円以上毎月50ポイント
住宅ローン毎月50ポイント
(※2023年5月時点)

上記のサービスを全て利用した場合は、最大で毎月415ポイントがたまります。1回に受け取れるポイントは少ないかもしれませんが、年間最大2,000ポイント以上になる計算です。

対象サービスやポイント数の違いを確認して、ポイ活ができる銀行を選びましょう。

手数料の安さ

メインバンクを選ぶ際は、振込や振替、ATM利用などの手数料も比較しましょう。1回あたりの手数料は少額かもしれませんが、積み重なると大きな支出になります。

参考として、住信SBIネット銀行の各種手数料を紹介します。

対象サービス手数料(個人)
ATMでの預金・引き出しランク1:毎月2回まで無料
ランク2:毎月5回まで無料
ランク3:毎月10回まで無料
ランク4:毎月20回まで無料
※回数制限を超えると1回あたり110円
ATMでの残高照会0円
カードローンの借入や随時返済0円
振込(住信SBIネット銀行口座宛て)0円
振込(他の金融機関宛て)ランク1:毎月1回まで無料
ランク2:毎月5回まで無料
ランク3:毎月10回まで無料
ランク4:毎月20回まで無料
※回数制限を超えると1回あたり77円
振替0円
(※2023年5月時点)

上記のように、利用状況やランクに応じて手数料が変わる銀行もあります。各サービスの内容を理解した上で、手数料を抑えやすい銀行を選びましょう。

使い勝手の良さ

使い勝手が悪いとストレスが溜まってしまいます。メインバンクは特に利用頻度が高いので、「ATMが近くにあるか」や「アプリは使いやすいか」なども確認する必要があります。

例えば、auじぶん銀行はアプリで口座開設ができ、手元にスマホさえあればATMを利用できます。サービスの操作方法や使い方が不安な人は、サポート体制も比較しながら便利な銀行を選びましょう。

今からメインバンクを見直してみよう

より金利が高く、各種手数料が安い銀行を選ぶことで、振込手数料などのコストを安く抑え、利息を増やせます。普段利用しているポイントサービスなども踏まえて、メインバンクを見直しましょう。メインバンクを乗り替える効果はずっと続くので、早めに見直してみませんか。