
ポイントサービスには多くの種類があり、組み合わせによってポイ活の効率は変わります。日本全国でつかえる共通ポイントはもちろん、百貨店や航空系、コンビニなどのポイントも把握しておきたいところです。
本記事ではポイントを複数のジャンルに分けて、代表的なポイントサービスをまとめました。いつも利用しているお店やECサイト、サービスの中でためていなかったポイントがないか探してみましょう。
多様なポイントサービスが存在する
近年ではポイントサービスが多様化し、身近なコンビニやスーパーでもさまざまなポイントが導入されています。このような状況でポイントの取りっぱぐれをなくすには、主要なポイントサービスを確認して利用する必要があります。
ここからは、5つのジャンルに分けて代表的なポイントサービスを紹介します。
共通ポイント
共通ポイントは、さまざまな企業や店舗が利用できるポイントサービスです。
代表的な共通ポイント | つかえる店舗やサービスの例 |
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Pontaポイント | ・ローソンやローソンストア100 ・auのスマートフォンや通信サービス ・ホットペッパー(グルメ・ビューティー) |
PayPayポイント | ・セブンイレブン ・Yahoo!ショッピング ・ZOZOTOWN |
dポイント | ・セブンイレブン ・マクドナルド ・食べログ |
Tポイント | ・ファミリーマート ・ガスト(宅配を含む) ・食べログ |
楽天ポイント | ・楽天市場 ・ファミリーマート ・ローソン |
最近は、共通ポイントをつかって投資できる証券会社やサービスも増えてきました。例えば、SBI証券やauカブコム証券では、Pontaポイントで株式や投資信託などの金融商品を購入できます。
百貨店系ポイント
全国の百貨店やデパートには、独自のポイントサービスを実施している店舗があります。
代表的な百貨店系ポイント | つかえる店舗やサービスの例 |
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大丸松坂屋ポイント | 大丸、松坂屋、大丸松坂屋オンラインストア |
TOKYUポイント | 東急百貨店、渋谷ヒカリエなどの加盟店 |
タカシマヤポイント | 高島屋、高島屋オンラインストア |
エムアイポイント | 三越、伊勢丹、三越伊勢丹グループのオンラインストア |
エポスポイント | マルイ、対象のネット通販 |
これらの百貨店系ポイントは、クレジットカードをつかうと効率的にためられます。上記の店舗を利用することがある人は、クレジットカードの還元率やキャンペーンなど、各ポイントの詳細を確認してみましょう。
航空系ポイント
航空系ポイントは、飛行機を利用した距離に応じてたまるポイントです。国内で有名なものとして、「ANAマイル」と「JALマイル」が挙げられます。
ANAマイルは全日本空輸(ANA)のポイントサービスであり、1マイルから複数のつかい道が用意されています。航空券や空港売店のクーポンと交換できる他にも、飲食店やホテルでの支払い、ANA PAYへのチャージにもつかえます。
JALマイルは提携先のポイントや商品との交換、チャリティなどにつかえる航空系ポイントです。ANAマイルと同じく航空券とも交換できるため、出張費や旅行費の節約にも役立ちます。
コンビニ・スーパー系ポイント
コンビニ系やスーパー系のポイントは、日常生活を通してためられます。
コンビニ・スーパー系ポイント | つかえる店舗やサービスの例 |
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nanacoポイント | ・セブンイレブン ・ビックカメラ ・ツルハドラッグ ・イケア |
WAON POINT | ・イオン ・マックスバリュ ・ダイエー ・イオンモール |
ライフのポイント | ・日本全国のライフ |
ポイントカードやクレジットカードの組み合わせによっては、前述の共通ポイントと両取り(※)できる場合があります。工夫次第では3重取り以上も狙えるので、よく利用するお店が対応しているポイントを確認しておきましょう。
ECサイト系
ネット通販などで利用されるECサイトやフリマアプリも、独自のポイントサービスを展開しています。
例えば、大手ECサイトのAmazonでは、通常のお買い物やキャンペーンを通してAmazonポイントがたまります。時期によって商品ごとの還元率が変わるため、こまめに最新情報をチェックしてポイ活に取り組みましょう。
フリマアプリのメルカリにも、キャンペーンでたまったり、売上金をつかって購入できたりするメルカリポイントがあります。アプリ内でのお買い物はもちろん、日本全国のメルペイ加盟店でもつかえるので、つかい道に困ることはありません。
ネット通販をよく利用する人は、これらのECサイト系ポイントも調べておきましょう。
ポイントの取りっぱぐれをなくそう
ポイントの取りっぱぐれをなくすには、よく利用するお店を徹底的に調べる必要があります。手間はかかりますが、ポイントサービスは一度登録すれば簡単に続けられるので、時間をかけて情報収集を行いましょう。
余裕のある人は2重取りや3重取りを意識して、ポイントカードやクレジットカードの組み合わせも検討してください。