ふるさと納税は「ポイント投資」のチャンス!その理由は?
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年末が近づくと、駆け込みで「ふるさと納税」を利用する人が増えてきます。ふるさと納税は返戻品をお得にゲットできる制度として有名ですが、実はポイント獲得のチャンスでもあることをご存じでしょうか。

本記事では、ふるさと納税でポイントをためる方法を事例付きでまとめました。お得に制度を活用したい人は、ぜひ参考にしてください。

目次

  1. 今年もふるさと納税の駆け込みシーズンがやってくる
  2. ふるさと納税は「ポイント獲得」のチャンスでもある
  3. ポイントがたまるサイト例
  4. ポイント運用を意識してふるさと納税サイトを選ぼう


今年もふるさと納税の駆け込みシーズンがやってくる

ふるさと納税は1年を通して利用できますが、年末に近づくほど利用者が増える傾向にあります。これには後述の税金や上限額が関係しており、最近では「年末駆け込み」としてメディアでも多く取り上げられています。

そもそもふるさと納税とはどのような制度なのでしょうか。

そもそもふるさと納税とは

ふるさと納税は、自分の好きな自治体に寄付をする代わりに、名産品などの返戻品を受け取れる制度です。寄付金のうち2,000円を超える部分には、所得税・住民税の控除が適用されます。

簡単に言えば、自己負担額2,000円でお得な品物を受け取れる制度ですが、控除対象になるのはその年の1月~12月に寄付をした分です。つまり、年をまたいで控除を受けることはできないため、節税を意識している人は注意しましょう。

ふるさと納税にはどのような魅力があるのか

ふるさと納税の魅力やメリットとしては、以下の4つが挙げられます。

<ふるさと納税の魅力やメリット>
・自己負担額2,000円で返戻品を受け取れる
・返戻品の選択肢が多い
・総所得金額等の40%まで所得税が控除される
・総所得金額等の30%まで住民税が控除される

ふるさと納税の返戻品は、各自治体が独自に決めています。基本的には複数の返戻品が用意されているので、2,000円分のショッピングのように品物を選べるでしょう。

なお、税金の控除も大きなメリットですが、毎年の控除分には上限額があります。所得税と住民税で上限額が異なるので、その点に注意しながらプランを考えてみてください。

ふるさと納税は「ポイント獲得」のチャンスでもある

ふるさと納税には多くのポータルサイトがあり、利用するサイトによって以下の点が異なります。

<利用するサイトで異なる部分>
・掲載されている自治体数
・対応しているポイント
・ポイント還元率
・オリジナル返戻品の有無
・情報の探しやすさ など

上記の通り、ポイントやマイルが付与されるサイトもあるので、その点を意識すればポイント運用をしながらお得に返戻品を受け取れます。特徴を比較しながら、自分にぴったりなサイトを見つけましょう。

ポイントがたまるサイト例

実際にどのようなポータルサイトがあるのか、ここからはポイントがたまる3つのサイトを紹介します。

1.Pontaポイントモール

GMOメディア株式会社が運営する『Pontaポイントモール』は、ふるさと納税サイトを通して0.5~2.5%のPontaポイントをためられるサービスです。その中でも「auPAYふるさと納税」は還元率が高く、さらにPontaポイントの利用分もポイント獲得対象に含まれます。

他にも、30万点以上の返戻品があるサイトや、プロが返戻品を厳選したサイトも用意されています。お得な返戻品を探しやすいサービスなので、これを機にPontaポイントモールを利用してみましょう。

2.ふるなび

株式会社アイモバイルが運営する『ふるなび』は、寄付によって最大20%のポイント(ふるなびコイン)を受け取れるサイトです。「3,000ポイント~」のように、返戻品ごとに獲得できるポイントが表示されているため、初心者にも分かりやすいでしょう。

ただし、最大20%の還元率は初回のみであり、特定の決済サービスでの寄付が必要です。また、時期やキャンペーンによってポイント数が異なるので、利用前には最新情報をチェックしてください。

3.JALふるさと納税

『JALふるさと納税』は、寄付100円につき1マイルがたまるサイトです。地域・返戻品の検索機能がある他、期間・カテゴリ別のランキングも公開されているため、魅力的な寄付先をスムーズに探せます。

さらに公式サイトでは、控除上限額の目安をチェックできる控除額シミュレーションも公開されています。初心者にもやさしいサイトなので、初めてのふるさと納税にぜひ利用してみてください。

ポイント運用を意識してふるさと納税サイトを選ぼう

ふるさと納税には多くのポータルサイトがあり、掲載自治体数やポイント還元率などに違いがあります。Pontaポイントモールのように、普段からためているポイントをつかえるサイトもあるので、ポイント運用を意識しながらサイトを選んでみましょう。

また、ふるさと納税でためたポイントは、投資や資産運用にも活用できます。例えば、SBI証券やauカブコム証券では、Pontaポイントをつかって投資信託などを購入できるので、これを機にぜひ検討してみてください。