コンビニ利用でお得なクレジットカード3選
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日本全国どこででも目にすることができるコンビニエンスストア。その数は郵便局・ATM合わせて全国に約5.5万店あるゆうちょ銀行を上回っています。実は、それだけ近しい存在のコンビニで還元率が高くなるクレジットカードがあるのをご存知でしょうか。頻繁にコンビニを利用する人に向けて、コンビニで得するカードを紹介します。

目次

  1. コンビニ利用でお得なクレジットカード3選
  2. コンビニでクレジットカードを使う際の注意点
  3. 賢く活用する方法を使っておこう


コンビニ利用でお得なクレジットカード3選

以下ではコンビニで使うとメリットがあるカードを3種類、紹介します。それぞれに特色があるので、自分の生活環境を思い浮かべながら、どのクレジットカードが自分に向いているかを考えながら読んでみてください。

1.ローソンPontaプラス

ローソンPontaプラスでは通常、買い物200円(税抜)につきPontaポイントが2ポイント付与されます。ローソンで利用する際は、買い物200円(税抜)につき2〜12ポイント付与に変わります。利用する日時によって、以下のように付与されるポイントがアップします。

<ローソンで利用する際のポイント>
0時〜15時59分:2ポイント(※1)
→毎月10日、20日は6ポイントにアップ(※2)
16時〜23時59分:4ポイント(※1)
→毎月10日、20日は12ポイントにアップ(※2)

(※1買い物200円(税抜)ごとに付与。)
(※2ローソンアプリでエントリー。)

これだけでも十分に大きな還元率ですが、ローソンのスイーツブランドである「ウチカフェスイーツ」を買うときには、月1,000ポイントを上限に還元率がさらに10%上乗せ(※3)になります。

(※3)利用金額10円単位で集計される。

ローソンPontaプラスの年会費は無料。国際ブランドは世界200以上の国と地域にある約5,300万店で利用できる「Mastercard(マスターカード)」です。毎月最終水曜日にはローソンの「会員限定お試し引換券」を保有ポイントと交換できる会員優待特典もあります。自宅や職場の近くにローソンがあれば活用したいカードです。

※特典には条件があります。

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2.三井住友カード

三井住友カードも通常は200円購入につき1ポイントが付与されるところ、対象のコンビニ・飲食店での還元率が最大5%になります。

5%還元の条件は、対象店舗で非接触決済(Visaのタッチ決済、Mastercardのコンタクトレス)を利用した場合です。非接触決済では通常のポイントに2%分のポイントが加算され、合計で4.5%還元となります。

特徴は対象店舗の幅広さです。コンビニではセブン-イレブンとローソン、飲食店ではマクドナルドやサイゼリヤ、すき家、ドトールコーヒーショップなどが該当します。2022年12月にファミリーマートが対象店舗ではなくなりましたが、セブンイレブンとローソンの両方で使えるのは利便性が高いでしょう。

国際ブランドはVisaとMastercardです。通常のカードからプラチナカードまでが同様のサービスを受けられ、年会費はカードによって異なります。

3.JCB CARD W

39歳までしか入会できないという条件がある「JCB CARD W」も、コンビニ利用で得するカードです。通常は月間の累計買い物金額が1,000円ごとに1ポイントが付与されるところ、「JCB CARD W」だと2ポイントが付与されます。

39歳までに入会すると、40歳以降も年会費無料のまま継続利用できます。カード発行の際にナンバーレスを選べるのでセキュリティ重視の人に向いているカードと言えます。

コンビニでクレジットカードを使う際の注意点

クレジットカード決済はレジでの滞在時間が短く、スマートでスピーディーな決済方法と言えます。しかし、便利ではある一方で注意しておきたいところもあります。。

注意点1:クレジットカードを使えないケースがある

コンビニでクレジットカードを使う場合、基本的に支払い回数は1回に限られます。また、暗証番号不要でスピーディーさが特徴のクレジットカード決済も、まとめ買いで購入金額が高くなり、コンビニ各社の設定金額を上回ると、カード名義人のサインや暗証番号の入力が必要になる場合があります。

また、クレジットカードに対応していない商品・サービスもあります。例えば、税金や電気・水道料金の支払い、はがき、切手、年賀状などの購入代金、コピー代などです。特に税金や各種料金の支払いはまとまった金額になりがちなので、それらがある場合は事前に現金を用意しておきましょう。

注意点2:ポイント目当てで使い過ぎない

これは一般論的な話ですが、最近は「ポイ活」という言葉ができるほど、ポイントを貯めることに熱心な人が増えています。

ところが、ポイントの付与率は高くても5~10%ほどで、買った金額以上に得することはありません。「ポイントをためるため、たくさん買い物する」というスタンスは、いたずらにコンビニ通いや買い物の回数を増やし、翌月以降の高額な支払いにつながりかねません。

注意点3:ポイント二重取りを忘れない

クレジットカードで決済するメリットの1つに、ポイントの二重取りがあります。これは加盟店で購入金額に応じてポイントを付与されるほか、月々の利用金額に応じて付与されるポイントもある、ということです。カードの利便性を見る際は、こうした「二重取り」「三重取り」という視点ももって比較すると良いでしょう。

賢く活用する方法を使っておこう

普段からコンビニを利用する人も、たまに利用するという人も、「コンビニなしの生活」は想像しにくいものです。せっかく利用するのであれば、ポイント付与率の高いクレジットカードを持っていればお得感が増します。自分の生活圏にあるコンビニや、ためているポイントに合ったクレジットカードを作ってみてはいかがでしょうか。