auカブコム証券のIPOは当たる?メリット・デメリットや評判を紹介

auカブコム証券では、証券取引所に新しく上場されるIPO株を取引できます。上場後に株価が上昇する銘柄もあることから、「IPO投資を始めたい」と考えている人も多いでしょう。

本記事ではIPOの概要や魅力、auカブコム証券ならではの特徴をまとめました。IPO投資に興味がある人は、ぜひ最後まで参考にしてください。

目次

  1. そもそもIPOとは?
  2. auカブコム証券のIPO取引とは?
  3. auカブコム証券のIPO抽選方式
  4. auカブコム証券のIPO取引の評判
  5. auカブコム証券のIPO取引の特徴
  6. auカブコム証券でIPO取引を始める方法
  7. IPOの抽選確率を上げるコツ
  8. auカブコム証券のIPOは初心者にもチャンスがある


そもそもIPOとは?

IPO(Initial Public Offering)とは、証券取引所に新しく上場された株式のことです。日本語では「新規公開株式」や「新規公開株」などと訳されており、上場されたIPO株は一般投資家でも取引できるようになります。

日本国内では毎年多くの企業が上場をしており、年によってはIPO株が100銘柄を超えることもあります。基本的には新興企業が多いため、IPO投資は将来の業績拡大や急成長を期待している人に向いています。

IPO投資のメリット

IPO投資のメリットとしては、次の3つが挙げられます。

<IPO投資のメリット>
・割安で購入できることがある
・将来の業績拡大や急成長を期待できる
・上場後に株価を伸ばしている銘柄がある

IPO株は上場後に株価を伸ばす銘柄が多く、2022年には全体の79%にあたる銘柄の株価が上昇しました(※)。そのうち17社は、初値の時点で株価を2倍以上伸ばしたとされています。

(※)初値が公募価格(投資家が購入するときの金額)を上回った銘柄が対象。

中でも新興企業は将来の急成長を期待できるため、長期保有をすれば大きなリターンを得られることもあります。

IPO投資のデメリット

一方で、IPO投資には以下のデメリットもあります。

<IPO投資のデメリット>
・初値が公募価格を下回る銘柄もある
・上場から3~6ヵ月は株価が安定しづらい
・企業価値の判断が難しい

IPO株は株価が不安定になりやすく、中には上場後に下落する銘柄も存在します。2022年には上場された91銘柄のうち、19社の初値が公募価格を下回りました。

また、すでに上場されている銘柄に比べると、IPO株は実績や業績に関する資料が少ない傾向にあります。つまり、企業価値(バリュエーション)の判断が難しいため、将来性や成長性は慎重に判断する必要があるでしょう。

auカブコム証券のIPO取引とは?

大手ネット証券の「auカブコム証券」は、2002年からIPO株の取り扱いを開始しています。

auカブコム証券はグループ会社の三菱UFJモルガン・スタンレー証券が引き受けるIPO株を取り扱っており、着実にIPO実績を積み重ねてきました。東証一部はもちろん、東証二部やマザーズ、JASDAQの銘柄も積極的に取り扱っています。

ここからは「取扱実績」と「手数料」に分けて、auカブコム証券のサービスを詳しく見ていきましょう。

auカブコム証券のIPO取扱実績

以下の表は、auカブコム証券の過去10年間におけるIPO実績をまとめたものです。

時期IPO実績
2013年15社
2014年21社
2015年18社
2016年20社
2017年28社
2018年24社
2019年25社
2020年19社
2021年42社
2022年23社

2002年のIPO実績は5社のみでしたが、それ以降は順調に取扱銘柄を増やしています。年によって変動はあるものの、2021年には過去最高となる42社のIPO株を取り扱いました。

業界トップに比べるとやや少なめですが、取扱銘柄数では中堅レベルにあたります。auカブコム証券は他の商品・サービスも充実しているので、別のネット証券と合わせて利用することも検討してみてください。

auカブコム証券のIPO手数料

auカブコム証券のIPO取引では、ブックビルディング参加手数料と購入時手数料がいずれも0円です。

ブックビルディングとは、機関投資家の意見や一般投資家の需要によってIPO株の公募価格を決める方式です。auカブコム証券では、「ブックビルディング申込」と「購入申込」を経てIPO株を取引しますが、いずれの申し込みでも手数料はかかりません。

また、全ての手続きをネット上で完結できるため、パソコンやスマートフォンなどの機器があれば手軽にIPO投資を始められます。

auカブコム証券のIPO抽選方式

IPO株は人気が高い金融商品なので、申し込みが取扱数を上回ることもあります。中には特定の顧客を優遇する証券会社もありますが、auカブコム証券は公平性を高めるために100%の平等抽選を行っています。

auカブコム証券のIPO抽選方式
店頭での配分なし
ネットでの配分100%
抽選方法完全平等抽選
2回目の配分あり(※1回目の抽選後に余りがある場合)

具体的には、IPO株を申し込んだ全てのユーザーに乱数が割り当てられ、その数が小さいユーザーから優先的に配分される仕組みです。全工程がシステム化されているため、口座開設時期や運用資産などで当選確率に差が出ることはありません。

ただし、対象のIPO株を空売りし、価格決定日時点まで決済をしていない場合は「落選」として処理されます(※)。普段から信用取引をしている人は、空売りをしている銘柄やIPOスケジュールを細かくチェックしておきましょう。

(※)2011年の法改正によって新設された規則。auカブコム証券だけではなく、他の証券会社にも同様のルールがある。

auカブコム証券のIPO取引の評判

ここからはSNSなどの口コミをもとに、auカブコム証券の評判をまとめました。あくまで参考程度の情報ですが、使いやすい証券会社を探している人はしっかりとチェックしていきましょう。

良い口コミや評価

呟き忘れてたけど、IPOフリーをauカブコム証券でゲット、5万円の売却益♪
auカブコム証券なんかでもIPO当選するんだね。

引用:KEI_KAWADA@kei_kawada(Twitter

さくさくと使いやすくチャートも見やすいです。
比較もしやすくスムーズな取引ができます。
信用取引は僕はしないので星四つ、IPOの豊富さも四つとさせて頂きましたが総合的には満足できる証券会社です。

引用:taketakutakeさん(価格.com

IPO引受数はそこそこありますが、絶対数が少ないのでまず当たらないかなあ。
公正性なシステム抽選により当落選者及び購入株数を決定している様でそこはマルです。

引用:比較コムさん(価格.com

<auカブコム証券の良い評判>
・IPO初心者にも当選するチャンスがある
・IPO引受数がそれなりに多い
・完全なシステム抽選なので公平性がある
・当選確率を上げるためのネット証券として便利

auカブコム証券のIPOは、抽選方式の公平性が評価されています。抽選の流れが完全にシステム化されており、口座開設時期などに左右されない完全平等抽選なので、投資初心者にも当選のチャンスがあります。

また、当選確率を上げる目的で、auカブコム証券と他のネット証券を併用しているユーザーも多く見られました。引受数がトップクラスに多いわけではありませんが、年によっては数十社のIPOを取り扱っているため、IPO投資用として登録するメリットはあるようです。

悪い口コミや評価

また、IPOはほとんど当たりません。初心者には購入の仕方もややこしいので、まずは、5%還元目当てで使用してみる程度でいいと思います。

引用:むちまるさん(価格.com

IPOはほぼ当たらない。SBI証券に比べて主幹事になることは非常に少ないせいだろうか。手数料などは頑張って下げてきたと思う。

Pontaで投信が買えるのは良いサービス。

引用:コミックガンガンさん(価格.com

SBIや楽天に比べると、使用者も少なくIPO取り扱い銘柄も少ない。最近は一日信用の制度が新しくでき他社に負けない取引手数料の安さを実現している。

引用:とりのいちさん(価格.com

<auカブコム証券の悪い評判>
・IPOの取扱銘柄が少ない
・主幹事の経験が少ない
・購入や申し込みの手続きが複雑
・申し込んでも当選しないことが多い

auカブコム証券の悪い評判としては、「IPOの銘柄数が少ない」「主幹事の経験が少ない」といった口コミが多く見られました。

IPOの主幹事とは、運営やスケジュール管理などを中心的に行う証券会社です。主幹事の証券会社はIPOの引受数量が最も多くなりますが、auカブコム証券は三菱UFJモルガン・スタンレー証券のIPO株を引き受ける形でサービスを提供しているため、これまで主幹事を務めた経験がありません。

また、auカブコム証券のIPO株は、ブックビルディング方式によって公募価格が決められます。その影響で、「ブックビルディング申込」と「購入申込」の2つが必要になるため、手続きが複雑と感じているユーザーもいるようです。

なお、「当選しない」「1回も当たったことがない」といった意見も見られますが、これはどの証券会社にも見られる口コミです。IPOは人気が高い金融商品なので、完全平等抽選が行われている証券会社であっても、必ず当選するものではありません。

auカブコム証券のIPO取引の特徴

ここまでの内容を踏まえて、以下ではauカブコム証券の特徴を見ていきましょう。

<auカブコム証券のIPO取引の特徴>
1.平等抽選で初心者にもチャンスがある
2.余計なコストを抑えられる
3.2つの申し込みが必要
4.通知サービスでスムーズに情報収集できる

上記について、一つずつ解説をしていきます。

1.平等抽選で初心者にもチャンスがある

auカブコム証券のIPO抽選は、無作為に設定される乱数によって行われます。特定のユーザーが優遇されないシステムなので、どのような初心者にも当選のチャンスがあります。

<auカブコム証券のIPO抽選の流れ>
1.受付番号順にユーザーを並べ替える
2.各ユーザーに乱数を割り当てる
3.数字が小さい順にユーザーを並べ替える
4.作成したリストをもとに当選者を決定

一方で他のネット証券では、取引状況によって優遇されるケースや、使用ポイント数に応じて当選確率がアップするようなケースが見られます。その点、auカブコム証券は上記のシステムしか採用していないため、投資の未経験者でも諦める必要がありません。

2.余計なコストを抑えられる

auカブコム証券のIPO取引では、ブックビルディングへの参加手数料や申し込み手数料が0円です。また、通常の国内株取引では以下のコストがかかりますが、IPO取引では購入時の手数料がかかりません。

<国内株現物取引の手数料(※従量制のワンショット手数料)>

約定代金手数料(税込み)
5万円まで55円
10万円まで99円
20万円まで115円
50万円まで275円
100万円まで535円
100万円超約定代金×0.099%+99円
(※4,059円が上限金額)

ただし、購入したIPO株を売却する際には、上記の取引手数料が発生します。約定代金によっては「1日定額手数料(※)」の方がお得になるため、手数料コースは事前に確認しておきましょう。

(※)1日の約定代金によって手数料が決まるプラン。1日の約定代金が100万円を超えない限りは、手数料0円で国内株を取引できる。

auカブコム証券では営業日の21時までに手続きをすると、翌営業日から新たなコースが適用されます。

3.2つの申し込みが必要

auカブコム証券でIPO株を購入するには、「ブックビルディング申込」と「購入申込」の2つが必要です。ブックビルディングに申し込んでいない場合は、購入申込の手続きをすることができません。

IPOとは
(引用:auカブコム証券「IPOとは」)

また、ブックビルディング申込の前に、「らくらく電子交付」への申し込みが必要になる点も注意したいポイントです。らくらく電子交付は、各種報告書(取引報告書や目論見書など)を電子化できるサービスなので、IPO以外にもさまざまな金融商品の管理に役立ちます。

4.通知サービスでスムーズに情報収集できる

「らくらくBB通知サービス」で簡単に情報収集ができる点も、auカブコム証券の特徴です。この通知サービスを設定しておくと、IPOの取扱予定や仮条件がメールで通知されるため、スマートフォンなどを確認するだけで新しい情報をチェックできます。

<らくらくBB通知サービスの設定方法>
1.マイページにログインする
2.「設定・申込」を開く
3.「自動通知サービス」を開く
4.「通知サービス一覧」を開く
5.「新規公開株/公募・売出(らくらくBB)通知サービス」を確認する
6.「メール通知」にチェックをつける
7. 「設定する」をクリックして完了

新しいIPO株をいち早く知りたい人は、らくらくBB通知サービスの設定を忘れないようにしましょう。

auカブコム証券でIPO取引を始める方法

auカブコム証券のIPO取引は、6つのステップで始められます。

<auカブコム証券でIPO取引を始める方法>
1.口座開設をする
2.ブックビルディングに申し込む
3.購入の申し込みをする
4.抽選結果を確認する
5.必要資金を用意して入金する
6.購入手続きをする

他の証券会社と異なる部分もあるので、一つずつチェックしていきましょう。

1.口座開設をする

auカブコム証券でIPO取引をするには、総合口座を開設する必要があります。また、前述の通り「らくらく電子交付」への申し込みも必要になるため、まずは以下の流れで手続きを進めましょう。

<auカブコム証券で口座開設をする流れ>
1.公式サイトにアクセスをする
2.申し込みフォームに個人情報を入力する
3.本人確認書類などをスマートフォンで撮影して提出する
4.初期パスワードを設定する
5.口座が開設されたら、らくらく電子交付に申し込む

ここまで進んだら、らくらく電子交付の目論見書からIPO株の情報をチェックします。

2.必要資金を入金する

auカブコム証券のIPO取引では、このタイミングで買付資金を入金します。以下のように、開設した口座によって確認場所が異なるので注意してください。

現物取引口座:「必要買付可能額」を確認
信用取引口座:「保証金現金余力」を確認

入金方法は、以下の通りです。

<auカブコム証券の入金方法>
リアルタイム口座振替:初回の口座設定でスピード入金ができる方法
ネット振込サービス:ネットバンキングから証券口座に振り込みをする方法
自動引落口座:初回の口座設定で、指定した金融機関から自動引落をする方法
金融機関からの振り込み:コンビニや銀行のATMから入金をする方法

入金方法は上記から選べますが、それぞれ反映時間や手数料が異なることもあります。入金忘れに不安を感じている人は、スピード入金に対応している「リアルタイム口座振替」の設定を済ませておきましょう。

3.ブックビルディング申込をする

以下の条件を満たしている人は、「らくらくBB」からブックビルディングに参加できるようになります。

<ブックビルディングに申し込む条件>
・auカブコム証券の証券口座を開設していること
・らくらく電子交付の申し込みが済んでいること
・WEB取引ができること

ブックビルディング方式では、専門家が設定した仮条件とユーザーの需要からIPO株の公募価格が決められます。ほとんどの証券会社で採用されているため、auカブコム証券以外でIPOに参加する場合でも、基本的にはブックビルディングへの参加が必要です。

証券会社によっては入札方式で公募価格を決めていますが、人気銘柄では価格が高騰するケースもあるので注意しましょう。

4.購入申込をする

公募価格が決まると、らくらく電子交付の目論見書が訂正されます。その内容を確認したら、以下の手順でIPO株の購入申込を済ませましょう。

<購入申込までの流れ>
1.らくらく電子交付にアクセスし、訂正された目論見書を確認する
2.マイページにログインをする
3.「お取引」「新規公開株(IPO)」の順に選択する
4.購入申込を完了させる

auカブコム証券のIPO取引では、買付資金の事前入金が必要です。証券口座に買付余力がない場合は、ブックビルディングに参加しても購入申込ができない仕組みになっています。

また、一度当選をしたIPO株については、いかなる理由でも購入をキャンセルできないので、購入申込の前には銘柄情報を必ずチェックしましょう。

5.抽選結果を確認する

申し込んだIPO株の抽選結果については、ログイン後のマイページから確認できます。

<IPOの抽選結果を確認する方法>
1.マイページにログインをする
2.「お取引」「新規公開株(IPO)」の順に選択する
3.「新規公開株(らくらくBB)申込照会」から抽選結果を確認する

抽選結果の確認を忘れがちな人には、自動通知サービスの利用がおすすめです。マイページから自動通知サービスを事前設定しておくと、抽選結果がメールで通知されます。

なお、IPO抽選に落ちてしまった場合は、その時点で買付資金の拘束が解除されます。つまり、他の金融商品の取引や出金が可能になるため、細かく資産管理をしたい人は抽選日を把握しておきましょう。

6.IPO株の購入

IPOに当選すると、申し込みをした銘柄が自動購入されます。すでに買付資金を入金しているため、特別な手続きをする必要はありません。

注文・約定のタイミングについては、IPO株の上場日以降となります。注文が執行されると、入金した資金が自動的に使われるため、他の金融商品を取引している人は注意しておきましょう。

IPOの抽選確率を上げるコツ

auカブコム証券のIPOは、完全平等抽選によって購入者が決められます。そのため、特に人気銘柄は落選するケースも多いですが、工夫次第では当選確率をアップできます。

<IPOの抽選確率を上げるコツ>
・情報収集に役立つサービスを活用する
・複数の証券会社を利用する
・IPO取扱実績の多い証券会社を選ぶ

ここからは、IPOの抽選確率を上げるコツを解説します。

情報収集に役立つサービスを活用する

IPOの抽選確率を上げるには、公募の度に申し込むことがポイントです。多い年では年間100社以上、月間でも10社以上が新規に上場することもあるので、IPOスケジュールのチェックは欠かせません。

そのため、auカブコム証券の自動通知サービスは積極的に活用しましょう。また、auカブコム証券は公式サイトでも、IPO取扱銘柄の一覧やサービス詳細を公開しています。

IPOの情報収集では、日本取引所グループの公式サイトも活用できます。例えば、「新規上場会社情報」のページでは直近のIPOスケジュールの他、会社概要や報告書、公募価格、売買単位などがまとめられています。

さまざまなサービスを活用しながら、最新情報を漏れなくチェックすることを心がけましょう。

複数の証券会社を利用する

IPO抽選になかなか当たらない場合は、複数の証券会社を利用することも一つの手です。IPO抽選は各社が独自に行っているため、口座開設先を増やすほど当選確率がアップします。

証券会社名抽選方式
auカブコム証券完全平等抽選
SBI証券平等抽選:60%
IPOチャレンジポイント:30%
独自の基準で配分:10%
楽天証券完全平等抽選
マネックス証券完全平等抽選
松井証券平等抽選:70%以上
独自の基準で配分:平等抽選以外のIPO株

中でもSBI証券は、個性的なIPO抽選をしているネット証券です。IPO抽選に外れると、次回以降の申し込みで使えるIPOチャレンジポイントが付与され、申し込みポイント数が多いユーザーから30%のIPO株が配分されます。

また、高額取引が多い人や、さまざまな金融商品を取引している人は、証券会社による裁量配分の方が当選しやすいかもしれません。各社のサービス概要を比較した上で、当選確率を効率的にアップできる組み合わせを考えてみましょう。

IPO取扱実績の多い証券会社を選ぶ

複数の証券会社を利用する場合は、IPO取扱実績や主幹事の経験が多いところに絞ることもポイントです。

証券会社名IPO取扱実績(2022年)IPO取扱実績(2021年)
auカブコム証券23社42社
SBI証券89社122社
楽天証券65社74社
マネックス証券60社65社
松井証券55社56社

IPOの取扱銘柄や引受数量が多い証券会社では、多くのユーザーに当選のチャンスがあります。口座開設先によって申し込めるIPO株や配分量は異なるので、できるだけ実績が豊富な証券会社に絞って準備を進めましょう。

auカブコム証券のIPOは初心者にもチャンスがある

auカブコム証券のIPO株は、100%の完全平等抽選によって購入者が決められます。口座開設時期や利用状況に左右されないため、投資経験がない初心者にも当選のチャンスがあります。

ただし、競争率が高い銘柄もあるので、IPO投資では当選確率を上げるための工夫も必要です。複数の証券会社を活用しながら、IPOに申し込む準備を進めていきましょう。